Chilli Beans.が語る、1st EPで奏でた3人の魂と孤独

―3人ともヴォイスに入ってから同じように音楽の幅を広げて、バンド結成に至ったわけですね。一緒にやることになったときに、どんな音楽をやろうと思ったんですか。

Moto:私はそのときにロックをやっていたので、そっちに引っ張った感はありました。

Lily:3人で初めて一緒にやったのが、レニー・クラヴィッツの「Are You Gonna Go My Way」なんです。

Moto:最初の頃は今よりも結構ロックな感じでした。レッチリとかグリーン・デイとかもやったりしていたんですけど、「もうちょいポップな感じにしよう」って、今に至った感じです。

―3人が好きなアーティストをプロフィールで拝見すると、レッチリが全員の共通項なんですね。バンド名もそこから来てるわけですか。

Maika:そうです。でも、もとからレッチリが好きだったわけではなくて。バンドを結成するタイミングで改めてバンドの音楽を探しているときに、レッチリのそれぞれ個性がしっかり立っている感じや、あのパフォーマンスに衝撃を受けて、ああいう自分たちの世界があるバンドに憧れたということもあって、“Chilli”をもらいました。

―ロック寄りなカバーから、今みたいなポップなオリジナル曲を作り出したのはいつ頃からなんでしょう。

Maika:初めてバンドで作った曲は「lemonade」なんですけど、2019年7月にバンドを結成して8月末には出来上がってました(笑)。「お互いのことを知ろう」みたいなことを含めて、みんなで作った曲です。

Rolling Stone Japan 編集部

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