Chilli Beans.が語る、1st EPで奏でた3人の魂と孤独

―サビで3声のコーラスをしていますよね。コーラスにはかなりこだわっているのでは?

Lily:わりと全曲に入ってるよね。

Moto:めちゃめちゃ入ってる。

Maika:コーラスは、好きだし楽しいですね。コーラスだけで30トラックを越えるときが余裕であるので(笑)。

―30トラック!? そうなるとハーモニーを付けるのも大変そうですけど、どうやって決めていくのでしょうか。

Moto:ハモりはMaikaを中心にやってます。

Maika:さっき、Lilyが音程の話をしてくれましたけど、相対音感を練習して身に着けたんです。それで、コーラスで「ここは3度ハモりでどう?」とか言ったりして作ってます。

―コーラスはChilli Beans.の特徴の1つなんですね。Motoさんは「lemonade」をどんな風に歌おうと思いましたか。

Moto:曲調がポップだから、クールになりすぎないクールさで歌えたらいいなと思って歌いました。「lemonade」は結構恋愛ソングになってますけど、じつは全部妄想だったみたいな感じにしようって3人で話していました。

Maika:ポップな分、歌詞はストレートじゃなくてちょっとサイコパスっぽい要素を入れたいなって。一番最後に“そんなの受け入れられないんだ”っていう歌詞があるんですけど、そこまで“大好き”みたいなことを歌っているのに全部妄想の話で、手に入れられたわけじゃないっていう、ちょっと不思議な雰囲気も欲しくて作った曲です。

Rolling Stone Japan 編集部

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