トランプ大統領の恩赦は「権力の乱用」政治家らが選挙は奪われたと説いているせいで、Qアノン信奉者のような過激派が暴力に走るのでは、とキンジンガー議員は懸念している。
「1月6日のことはずいぶん気がかりですね。議会は正当な選挙を変えることができる、すべては奪われた、その背後にはディープステートやQアノン陰謀が渦巻いている、悪魔教を崇拝する小児性愛者が政府を牛耳っている、と国民を説き伏せれば、人々が暴力に走る可能性もあります」と議員は述べた。
同じく共和党のパット・トゥーミー上院議員も、『Foxニュース・サンデー』でトランプ大統領の最近の言動について語った際に少しばかり攻撃した。ここ最近トランプ大統領が恩赦を連発したことを、「権力の乱用」と呼び、ポール・マナフォート氏や、義理の息子ジャレッド・クシュナー氏の父親チャールズ・クシュナー氏、ロジャー・ストーン氏らに恩赦を与えたのは、ひとえにトランプ大統領と親しい間柄だったからに他ならない、と述べた。
「まったくひどいものです、脱税、銀行詐欺、証人買収、司法妨害にもかかわらず、大統領と親しいがゆえに恩赦を受けているのですから」と言うトゥーミー議員は、2022年には再選しない意向を表明している。
また同上院議員は、COVID-19救済法案への署名をボイコットする大統領の動きについて慎重に言葉を選びながら、もし大統領が法案に署名しなければ「混乱と苦痛、突発的な行動の大統領として名前を残すことになるでしょう」と述べた。
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from Rolling Stone US