クラフトワークの共同創設者、フローリアン・シュナイダーが73歳で死去

左からラルフ・ヒュッター、フローリアン・シュナイダー(Photo by Franck/Kraftwerk/Getty Images)


エレクトロニック・ポップの先駆者として、クラフトワークは1978年の『The Man-Machine』と1981年の『Computer World』という2枚のアルバムで彼らの評判に応えた。2005年、コールドプレイはクラフトワークの許諾を得て、後者のアルバムに収録された「Computer Love」 のリフを拝借してバンドのヒット曲「Talk」を作り上げている。

シュナイダーとヒュッターが共に持つサイクリングへの愛は1983年のシングル「Tour de France」に結実。彼らは2003年に発表した最後のスタジオアルバム『Tour de France Soundtracks』でこのテーマを再訪している。5年後の2008年、シュナイダーはクラフトワークを脱退し、ヒュッターはバンドに残る唯一のオリジナルメンバーとなった。





彼らの先進的すぎるサウンドは当初なかなか受け入れられず、70年代半ばにアメリカをツアーした際にも観客に誤解されることが多かった。しかし、クラフトワークの影響は音楽のスペクトルを横断した。アフリカ・バンバータの画期的な1982年のシングル「Planet Rock」はクラフトワークの「Numbers」と「Trans-Europe Express」に直接影響を受けており、後者のトラックはドクター・ドレーとジェイ・Zのコラボ曲「Under Pressure」にも使われている。グループはその後数十年にわたってヒップホップ・アクトに頻繁にサンプリングされ、画期的な商標訴訟につながった。

クラフトワークはロックの殿堂に6回ノミネートされているが、2020年時点で殿堂入りは果たしていない。



Translated by Rolling Stone Japan

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE