女性のうつ病有病率は男性の2倍、SNSと埋まらないジェンダーギャップの相関

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2018年CDC米国立衛生統計センター(NCHS)は、成人女性の10人に1人がうつ病であり、有病率は男性の2倍であるとしています。うつ病の発症には、心理学的、社会学的、生物学的な、さまざまな因子が関係するといわれています。

この中で最も影響しやすく、きっかけとなりやすいのがストレスです。強いストレスや、それほど強くはなくても長くストレスが続くことでうつ病を発症してしまうことがあります。そのストレスの要因ですが、女性の場合は妊娠・出産・更年期などで心身に影響を受けやすいということもありますが、女性が置かれている状況にも問題があります。

USCアネンバーグ・インクルージョン・イニシアティブがポピュラー音楽業界を対象にした調査によると、2012〜2017年の間にリリースされ、ビルボード・ホット100にランクインした600曲を分析した結果、女性アーティストの作品は22%で、ソングラティングに女性がクレジットされているのは12%しかありませんでした。プロデューサーということになると、男性と女性の割合はなんと49:1で男性のほうが圧倒的に多いことがわかりました。

2016年、雑誌『ビルボード』のウーマン・イン・ミュージックを授賞したマドンナは「私はドアマットとしてあなたの前に立っている。つまり女性のエンタテイナーとして立っている」「あからさまな性差別や女性蔑視、いつまでも続くいじめや容赦ない虐待に直面しつつ、34年にわたってキャリアを続けてきた私の力を認めてくれたことに感謝しています」とコメントしました。

同じ2016年にビョークは「音楽業界において女性は恋人について歌うシンガーソングライターとしてしか認められていない」等と、音楽業界における性差別を批判する長文をフェイスブックで発表し「すべての女性が多様であれる権利を」と訴えています。

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