NYの少女殺人事件、加害者と見られる男が遺体画像をSNSで拡散

被害者のInstagramより(@escty)



容疑者が激昂した理由とは?

ローリングストーン誌では、Discord上でデヴィンズさんが別の友人とやり取りしていたDMを入手。それには、コンサートでデヴィンズさんがもう一人の男性と手をつないでキスをしたことに、クラーク容疑者が「ものすごく怒った」と書かれていた。デヴィンズさんから送られた最後のメッセージは午前5時47分。警察が事件現場で彼女の死体を発見する2時間ほど前だった。

画像が投稿されたのは午前6時40分ごろ。「(最初は)信じられませんでした。偽造か、誰か似てる人かなと思ったんです」と彼女は言った。「それで彼女の顔の特徴と見比べてみたら……はっと気づいたんです、『いやだ、これ彼女かもしれない』って」。Snapchatでクラーク容疑者をフォローしていたユーザーがSnapmapsで現在位置を特定し、警察に通報。警察はすぐに現場に急行した。具体的にどんな画像があがっていたのか、ローリングストーン誌がDiscordにコメントを求めたところ、広報担当者はこう回答した。「我々もこのような事態に衝撃を受け、深い悲しみに沈んでいます。警察当局と連携して、可能な限り捜査に協力しております。ビアンカさんのご遺族やご友人に対しては、心からお悔やみを申し上げます」

ローリングストーン誌の電話インタビューに答えたユーティカ警察署のブライアン・コロマト警部補は、午前7時20分ごろユーティカ警察のもとに、クラーク容疑者の投稿を見て不審に思った4chanやDiscordのユーザーから電話が殺到したと述べた。また、クラーク容疑者本人からの電話もあったと言う。ユーティカ警察の公式声明によると、容疑者は「殺人を認めるような発言をし」、さらに「自分も傷つけるつもりだとういうようなことを仄めかした」という。警察が駆けつけると、クラーク容疑者は自分の首をナイフで刺し始めた。

警察が現場に到着した時、デヴィンズさんはすでに死亡していた。検視が行われるまでは正確な死因や死亡時刻はわからないが、警察ではクラーク容疑者が電話をかけてきた数時間前ではないかとみている、とコロマト警部補は述べた。またカミソリやナイフなど、「複数の鋭利な物体」が現場で発見された。クラーク容疑者は明らかに自傷で激しく負傷していたものの、一命は取り留めた。コロマト警部補によると、現在は危篤状態だと言う。

コロマト警部補は、被害者の死後Discord、4chanおよびInstagramで拡散していた3枚の画像が本物であることを確認したが、殺害の様子を撮影したとみられる動画に関しては信憑性を否定した。警部補は被害者および容疑者の氏名は明かさなかったものの、デヴィンズさんの妹によるInstagramの心痛な投稿により、被害者がデヴィンズさんであることはほぼ間違いない。「お姉ちゃんがもう家に帰ってこないなんて、すごく嫌。世界で一番の最高のお姉ちゃんだったのに」。クラーク容疑者の兄もInstagramの投稿で事件に触れた。「他人の家族を標的にして、そいつの(原文ママ)決断は家族のせいだと言う人々へ。早朝4時にたたき起こされて、自分の弟が人を殺し、自殺しようと知らされるなんて、考えられますか」

Translated by Akiko Kato

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