米音楽市場の収益が19年ぶりに2年連続大幅増加:ストリーミング・サービスが大貢献

有料の購買ストリーミングが大きな牽引力となり、米国内の音楽市場の総収益が87億ドル(約9,100億円)となり2年連続の増加を記録(Photo by studioEAST/Getty Images)


アーティストの報酬に関して、シャーマンは「バリューギャップ」という言葉を引用して、次のように述べている。「クリエイターとデジタル音楽サービスが費用負担する状況が続いている音楽制作の現場は今でも不当に傾いたままで、これがバリューギャップを引き起こしている。つまり、消費される音楽の量に比べて、音楽を使用した音楽プラットフォームが音楽クリエイターたちに支払う報酬に大きな隔たりがあるのだ。経済的な影響が実際に現れていて、第一線の学者たちによって実証される事例が増えている」

また、地上波ラジオ放送局は音楽を商業的に使用しているにもかかわらず、アーティストやレーベルに使用料を支払うことはなく、シリウスXMラジオでさえ「相場よりも低い、20年以上前に設定された金額しか支払っていない」と、同ブログでシャーマンが現状を憂いている。

そして、シャーマンは「ソングライター、レコーデイング・アーティスト、プロデューサーなどの利益につながる、今の時代に合った音楽ライセンス契約を実現し、デジタル音楽サービスでも同様の契約を実行するために、RIAAはアメリカ連邦議会への改革法案提出を支持する」と表明した。


Translated by Miki Nakayama

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