新しく始めた自身のカントリー・ミュージック活動に対する、ギタリスト、ジョー・ペリーの非難にも歩み寄りの姿勢を見せるタイラー
スティーヴン・タイラーが近く発売予定のカントリー・アルバムのプロモーション準備を進めているため、エアロスミスは一時的に活動を中断している状況だが、来年2017年にバンドが活動を再開する時は別れを告げる機会になるかもしれない。「5月から8月にかけて(ソロで)30公演ショーを実施する予定だ」とタイラーはローリングストーン誌に語る。
「それから2017年はエアロスミスとしてツアーに出る。たぶんさよならツアーをすることになるだろう。未だにオリジナル・メンバーで活動しているバンドって、俺たちとストーンズの2つしかないんだ。それはありがたいことだと思う。さよならツアーをするか、スタジオで新しいアルバムを制作するのかどういう形になるか分からないけど、とにかくワクワクしているよ」。
エアロスミスのギタリスト、ブラッド・ウィットフォードが12月にエディ・トランクのポッドキャストで語った内容も同様である。「実はそのことについて話し合っているんだ。いわゆるさよならツアーで、幕引きのツアーみたいなものを企画している」と彼は語った。「理由は年齢だけだよ。そのうち、きっと何かが起こるだろう。誰かが続けることができなくなるというのはもう避けられない。だから丁寧にお辞儀をして感謝の気持ちを伝え、ある程度潔く区切りをつけるのが本当に良いと思う」。