ASH DA HEROが語る『ブルーロック』、愛とエゴを詰め込んだ新曲

ーSatoさんにとってのバンド結成1年目はいかがでした?

Sato:僕はこの1年を通して、今まででいちばんラーメン食べた。

一同:(笑)

Sato:そんなにラーメン食べるタイプじゃなかったんですけど、メンバーと一緒にいる時間がすごく長くて、本当に文字通り寝食を共にするという日々を過ごしてきて……そしたら、年末に「これ、やべぇな! 体、絞らなきゃ!」と思うぐらいラーメンを食べていたことに気付いて(笑)。それも含めて自分の外側にあるものにいっぱい触れて、それを好きになったりして。なので、新しいものとの出逢いも多い1年でしたね。あとは、活動のスピード感がどんどん増して、今、この瞬間も増し続けているんですけど、ひとつひとつ反芻する間もなく次のトピックがやってきて、それを面白がりながら乗りこなす感覚も徐々に芽生えてきた。なので、スタートしたときには想像していなかった状態になっているなと思います。


Sato(Photo by 堅田ひとみ)

ーちなみに、Satoさんにとっての2022年ラーメンオブザイヤーは?

一同:おぉー!

Sato:僕は魚介系ラーメンが好きだったんですけど、ジャンル云々よりどんなシチュエーションで食べているか。そっちのほうが重要なんだなと気付きまして。そういう意味では、天一(天下一品)かなぁ。

一同:(拍手)

ーまさかの拍手喝采(笑)。

Sato:昨年「イナズマロック フェス 2022」に出演させて頂いたんですけど、夏の屋外で良い汗かいて、その帰りに寄った天一が……体が欲していたんでんしょうねぇ。しっかり濃いラーメンにぶん殴られてぇと思って食べた天一のラーメンがめちゃくちゃ旨くて。

ASH:しかも「イナズマロック フェス 2022」に出させて頂く前日に自分らのツアーもあって、ライブが2daysだったんだよね。移動時間も含めると、2.5daysみたいな。だから、へとへとで「よっしゃ! あとは飯食って帰るだけだ!」という状態で食べた天一だったんですよ。

Sato:だから、みんなもれなくラーメンにチャーハンが付いてくるんですよ(笑)。それぐらい塩分を欲していたんでしょうね。

WANI:あれはめちゃくちゃ良いグルーヴだった(笑)。

Narukaze:その天一に行って、次に会ったときの場所でも「近くに天一あるよ」っていう情報をSatoさんが教えてくれて(笑)。

ASH:それまでラーメンに対して受動的だったSatoくんが、あの日の天一を皮切りにラーメンに対して能動的になったんですよ。「天一あるけど、どうする?」って提案してくるようになった。

WANI:「そんなことあるんだ?」みたいな(笑)。

Sato:あれを機に気持ちがちょっと上がったというか「ラーメンってこんなに旨いもんだったんだ」と思ったんですよね。

ー軽いノリで聞いてみたら、めちゃくちゃ良い話が出てきた。

一同:(爆笑)

Rolling Stone Japan 編集部

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