写真家バロン・ウォールマンが捉えた、60年代ロッカーの姿

ストーン・フリー
アンプル
Courtesy of Baron Wolman/Omnibus Press

1969年、オルタモント・フリーコンサートの直前にカリフォルニア州オークランドで撮影されたザ・ローリング・ストーンズ。「ストーンズを撮影したのはこの時が初めてだった」とウォールマンは言う。「以前から、この写真はミックとキースの関係性を潜在的に語っていると思っていた。背景にキースがいて、目立つ場所にミックがいる。」と語った。


ロックン・ミー・ベイビー
サンプル
Courtesy of Baron Wolman/Omnibus Press

1972年にバックステージで撮影されたスティーヴ・ミラー。「ギターと女という物語なんだ」とウォールマンは言う。「そこには何かしら象徴的なものがある。」

シー・ミー・フィール・ミー
サンプル
Courtesy of Baron Wolman/Omnibus Press

1968年、ロンドンで『トミー』のレコーディングを行うザ・フー。「スタジオで座りながら、彼らが曲作りに励む様子を目の当たりにするのは夢のようだった」とウォールマンは言う。「『トミー』のコンセプトはまさに変化だった。曲作りのあいだ、ピート・タウンゼントはずっと変更を加えていた。彼らは執拗にロックを新しい方法で表現しようとした。それまでロック・オペラなんて誰もやったことがなかったんだから。」

Translated by Shoko Natori

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