ブラッド・ピット主演・最新作は、超現実的なSFスリラー 最新予告編が公開

最新作『Ad Astra(原題)』に出演するブラッド・ピット

ブラッド・ピット最新主演映画のテーマは「宇宙」。『Ad Astra(原題)』は、自身の制作会社プランBが贈る、太陽系の辺境へと向かう『闇の奥』的な物語だ。トミー・リー・ジョーンズとリブ・タイラーも本作品に出演が決まっている。

20世紀フォックスは、9月20日に全米で公開予定のブラッド・ピット主演SFスリラー『Ad Astra(原題)』の予告編第1弾を解禁。アクション満載の予告編から、ブラッド・ピット演じる宇宙飛行士が、危険な実験を宇宙で行なっているトミー・リー・ジョーンズ演じる父親を見つけ出し、地球を存亡の危機から救わなくてはならないことがわかる。「すべての生命が消滅してしまうかもしれない」とブラッド・ピット演じる主人公は知らされる。「いま何が宇宙で起きているのか、その解明への頼みの綱は君なんだ」と。

ジェームズ・グレイ監督作による本作品の公式発表されたあらすじによると、宇宙飛行士ロイ・マクブライド(ブラッド・ピット)は、行方不明となった父親を見つけ出し、我々の惑星の生存を脅かす謎を解くために、太陽系の辺境へと向かう。そして、その旅で、人類の存在意義と宇宙の中での人類の立場を脅かす秘密が明らかになるらしい。また共演者として、ルース・ネッガやリブ・タイラー、ドナルド・サザーランドが出演している。

ブラッド・ピットは自身の制作会社プランBを通して、本作品をプロデュース。脚本はグレイ監督とイーサン・グロスが共同で執筆した。2017年、グレイはColliderに「リアリティーのあるSF映画を作りたい」と語っており、「SFジャンルはかなり一筋縄ではいかないんだ。ファンタジーの要素が大抵の場合含まれるし、幻想的な要素もあるからね」と監督のグレイは想いを述べている。「僕がやろうとしているのは、映画の中で展開される宇宙旅行を最も現実的に描くことであり、『宇宙は僕らにとってひどく過酷である』ということを基本的には伝えたい。これは太陽系の辺境へと向かう『闇の奥』的な物語なんだ。僕はこの映画にかなりの期待を抱いているし、間違いなくこの作品は野心的なものになるはずだ」

Translated by Koichi Kawano

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE