アンダーワールド&イギー・ポップが、コラボEP『ティータイム・ダブ・エンカウンターズ』を発表

アンダーワールドとイギー・ポップは、それぞれ96年公開の映画『トレインスポッティング』のオープニングとエンディングを飾った同士でもある(Photo by Rob Baker Ashton)

イギー・ポップとのコラボ曲「ベルズ&サークルズ」が話題になったアンダーワールドが、新たにアンダーワールド&イギー・ポップ名義でコラボEPを7月27日にリリースすることを発表した。

昨年、満を持して公開された映画『T2トレインスポッティング2』。その音楽を担当したアンダーワールドのリック・スミスは、制作中、ともにオリジナルの『トレインスポッティング』に楽曲提供したイギー・ポップとロンドンでミーティングを行い、この続編映画のためのコラボレーションの可能性を話し合った。

イギーは快く「会って何か話そう」と応じてくれた。僕らはともに『トレインスポッティング』とダニー(・ボイル)に強い絆を抱いていたからね。この紳士を説得して一緒に仕事をする一度きりのチャンスだろうと思った。だからホテルの部屋を貸し切って、スタジオを用意して彼が現れるのを待ったんだ。
- リック・スミス(アンダーワールド)

イギー・ポップの「ラスト・フォー・ライフ」で幕を開け、アンダーワールドの「ボーン・スリッピー(ナックス)」で幕を閉じる96年公開の『トレインスポッティング』。完璧なオープニングと完璧なエンディングを持った映画は、青春映画の最高傑作として本国イギリスを中心とするヨーロッパはもちろん、アメリカ、日本でも異例の大ヒットを記録。ユアン・マクレガーやロバート・カーライルといったスター俳優を生んだ一方、イギ-・ポップ、ブライアン・イーノ、プライマル・スクリーム、ニュー・オーダー、ブラー、ルー・リード、レフトフィールド、そしてアンダーワールドといった当時の先鋭的ポップ・シーンを代表するアーティストが名を連ねたサウンドトラックも大きな話題となった。

それから実に22年。リック・スミスのもとに現れたイギー・ポップは、完璧にセッティングされたスタジオを目にし、すぐにでも制作に取りかかろうという情熱に駆られた。

ホテルの部屋に完璧なスタジオを持った誰かと会って、Skypeの画面にはアカデミー賞監督がいて、目の前にはマイクと30もの洗練された楽曲があったら、頷くだけでびびってられないだろ。一瞬で血が沸き立ったよ。
- イギー・ポップ

今作『ティータイム・ダブ・エンカウンターズ』は、アンダーワールドが『バーバラ・バーバラ・ウィ・フェイス・ア・シャイニング・フューチャー』を、イギー・ポップが『ポスト・ポップ・ディプレッション』を2016年3月16日に同時にリリースした数週間後に、ホテルの部屋で秘密裏に行われた数回のセッションの末に誕生した。これは過去に対するトリビュート的なものではなく、今もなお第一線で活躍し、持てる力のすべてを目の前の作品に捧げ、ひらめきこそが創造を生むという信念を持ったアーティストたちが作り上げた、最高に刺激的で躍動に満ちた作品である。



先行曲である「ベルズ&サークルズ」は、BBC主催の音楽フェス「The Biggest Weekend」でアンダーワールドがヘッドライナーとしてパフォーマンスした際に初披露された。そして、EPリリースの発表と合わせて、新曲「アイル・シー・ビッグ」が解禁。「ベルズ&サークルズ」とはある意味真逆の魅力を持った楽曲で、壮大なアンビエント・トラックの上で、イギー・ポップは語りかける。その歌詞は、ダニー・ボイルとの会話の中で、『トレインスポッティング』と『T2トレインスポッティング2』の背景にインスパイアされて書かれたものだという。



<リリース情報>

アンダーワールド&イギー・ポップ 『ティータイム・ダブ・エンカウンターズ』

アンダーワールド&イギー・ポップ
『ティータイム・ダブ・エンカウンターズ』
発売日:2018年7月27日(金)
価格:¥1,500+税

収録曲:
01. Bells & Circles
02. Trapped
03. I’ll See Big
04. Get Your Shirt
05. Bells & Circles (instrumental version) *Bonus Track for Japan
06. Get Your Shirt (instrumental version) *Bonus Track for Japan

Rolling Stone Japan 編集部

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