「もう飽きた」と言われるジャスティン・ティンバーレイク、最新アルバムが全米1位を獲得

最新アルバム『マン・オブ・ザ・ウッズ』が全米1位を獲得したジャスティン・ティンバーレイク

最新アルバム『マン・オブ・ザ・ウッズ』が全米1位を獲得した。ハーフタイムショーの勢いで、ロンドン・ブリットアワードへの出演後、深夜の初ライヴを行なった。

ジャスティン・ティンバーレイクとして生きるには今の時代は適していないのだろう。リリースしたばかりの最新作『マン・オブ・ザ・ウッズ』は全米チャートで1位になり、スーパー・ボウルという誰もが欲しがるステージで演奏し、今回は事故もなく無事終了。そして間違いなく大成功を収めるアリーナ・ツアーへ、ティンバーレイクはもうすぐ出陣する。

しかし、SNSやネットメディアでは「もう飽きた」という反応が大多数を占める。中にはティンバーレイクの作品に関連するものを一つ残らず嘲る者もいる。まずはアルバムの発売予告トレーラー。「白さへの方向転換」と彼らが責めたのがこれだ。次に、女性の権利向上へのティンバーレイクの職業コミットメントを疑問視し、彼が主演したウッディ・アレンの映画を非難した。また、2004年のスーパー・ボウルで起きたジャネット・ジャクソンとのパフォーマンスの失態に対する対処の仕方を間違えたと、彼らは今でも思っている。もちろん、彼のファッション・センスも認めていないらしい。

そんな中、ティンバーレイクは、最初の海外プロモーション第一弾としてロンドンに出現した。UKのグラミー賞と言われるブリット・アワードでのパフォーマンスを終えたその足で、ロンドンのRoundhouseにて行われたspotify主催による深夜のプレミアム・ライブに登場。会場はアルバム・タイトルに沿ったイメージで、沢山の木々が会場中を囲み、まるで夜の森林の中にいる様な豪華なセット。眩しいくらいに放たれた何十ものスポットライトの中、お馴染みのフェドーラ・ハットに、ビートルズのTシャツ、黒のショールカラー・ジャケットに穴あきジーンズ、そしてエア・ジョーダンというスタイリングで登場した。「カモ―ン!アー・ユー・レディー?!」と力強いホーンでいきなり盛り上げる「フィルシー」で開幕。さらに「クライ・ミー・ア・リヴァー」から「スーツ・アンド・タイ」まで過去のヒット曲もオンパレード。「セニョリータ」の女性と男性のパートを歌う部分では、ファン達と暗黙の了解で大合唱するという場面もあり、既に時計は午前2時近くになっていたが、大いなる盛り上がりを見せた。最新シングル「セイ・サムシング」ではギターを抱え、この曲のパートナーであるクリス・ステイプルトンと他2曲を熱唱。会場の照明を落とすよう伝えると、トラップ・ビートのセカンド・シングル「サプライズ」で一気にオーディエンスを踊らせ、ムードを方向転換した。ジャスティンにとって初のUKチャート・ナンバー1になった「セクシー・バック」では、「この曲は君達だけのために歌うよ!アイ・ラブ・ユー、ロンドン!」と会場を盛り上げた。「ミラーズ」に続き、アンコールのアコースティック・ヴァージョン「ワット・ゴーズ・アラウンド...~... カムズ・アラウンド」でショーを終わらせた。「本当は朝までやっていたいけど、追い出されそうなんだ!」と疲れを全く見せずに舞台裏に消えて行き、今夏のUKツアーで会おうとファンに約束した。

ソロアーティストとして最多の3度のハーフタイムショー出演、そして全米チャート1位を叩き出す、ジャスティン・ティンバーレイク。“飽き”させない、ティンバーレイクに今後も注目だ。

記事:プリンスに捧げたジャスティン・ティンバーレイクのハーフタイムショー

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