NBAのオールスター戦が行われたロサンゼルスで、人気選手に彼らの好きな音楽について聞いてみた。
NBAの世界と音楽のつながりは深い。プロのバスケットボール選手にとって音楽は、試合へのモチベーションと集中力を高める重要な手段で、自分の曲を作る選手もいるほどだ。ちなみにドレイクはトロント・ラプターズの公式なアンバサダーに認定されている。
NBAのオールスター戦と関連のイベントが催された先週末のロサンゼルスには、バスケットボール界の文字通りオールスターの面々が一同に介した。ローリングストーン誌はロサンゼルス・コンヴェンション・センターでの土曜日のメディア対応日に、人気選手達へ今どんな音楽を聴いているかを訊いてみた。
アンドレ・ドラモンド(デトロイト・ピストンズ)
「90年代の音楽の大ファンだ。僕にとってはリラックスできる音楽なんだ。自分でトラックも作ってるから、それを聞くのも大好きさ。リック・ロスとエイサップ・ロッキーも好きだね」
ジョン・ウォール(ワシントン・ウィザーズ)
「今一番チェックしているのはミーゴスだね。彼らが今一番熱いアーティストさ」
ラマーカス・オルドリッジ(サンアントニオ・スパーズ)
「選ぶのは難しいんだけど、ジェイ・Zとリル・ウェインは昔からずっと好きだからいつも聴いているよ」
ポール・ジョージ(オクラホマ・シティ・サンダー)
「ドレイクの曲とミーゴスの新しいアルバムがお気に入りだね。西海岸出身だからニップシー・ハッスルも好きだ。それからゲーム、ジェイ・Z、ミーク・ミル、リック・ロスやリル・ウェインが今よく聴いているアーティストでプレイリストの常連さ」
ブラッドリー・ビール(ワシントン・ウィザーズ)
「色々な新しい曲が出てるよね。ニプシー・ハッスルが今かなりホットだ。ミーゴスも好きだけど、ケンドリック・ラマーの『ビッグ・ショット』が今一番好きな曲だね。ミーゴスがこの先2年くらいで自分の中でケンドリックを超えるのは間違いないだろう。」
アンソニー・デイビス(ニューオーリンズ・ペリカンズ)
「ヒップホップもR&Bもリック・ロスもリル・ウェインもみんな聴くよ。最近のお気に入りはGイージーだね。ジェイ・Zやビギー(ノトーリアス・B.I.G.)も大好きさ」
ビクター・オラディポ(インディアナ・ペイサーズ)
「オールドスクールなR&Bが好きで、80年代、90年代、2000年代のものを聴いていて、70年代の曲なんかもチェックしてるよ。色んな音楽が好きなんだ。自分のその時の気分によって変わるからね。カントリーを聴く日もあればラスカル・フラッツを聴く日もある。そんな事をすっかり忘れて次の日にはリル・ウェインを聴いたりする。僕の音楽の趣味はすごく幅広いんだ」
ゴラン・ドラギッチ(マイアミ・ヒート)
「セルビアの音楽さ。アカ・ルーカスが今のお気に入りだ」
カイル・ロウリー(トロント・ラプターズ)
「色々聴くんだけどドレイク・ジェイ・Z、ミーク・ミルやミーゴスなんかが入ったミックステープをよく聴いている。オールドスクールから現行のR&Bや他のエキサイティングな音楽が入ったミックスがソリッドで内容が良いからよく聴いているんだ」
ジミー・バトラー(ミネソタ・ティンバーウルブズ)
「お気に入りの曲とアーティスト?ルーク・ブライアンをよく聴いているよ」
ドレイモンド・グリーン(ゴールデンステート・ウォリアーズ)
「ミスター・ファブが最近出した『サグ・ティアーズ』が今よく聴いているアルバムだ」
カール・アンソニー・タウンズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)
「幅広く聴いているよ。ケンドリック・ラマー、J.コールなんかも好きだし、基本的にその日の気分によって聴く音楽が変わるかな。マック・ミラーやG・イージーなんかも好きだ。僕は音楽中毒でその時々のヴァイブスに任せて色んな音楽を聴くんだ」