NBAのスーパールーキー、カイル・クズマに直撃インタビュー

レイカーズの新星がケンドリック・ラマーからコービー・ブライアントまでを語る(Photo by Brian Babineau/Getty Images)

ミシガン州フリントで生まれ、ユタ大学での花形選手時代を経て、ロサンゼルス・レイカーズに鳴り物入りを果たしたカイル・クズマ。型破りな22歳の超大型ルーキーが、ケンドリック・ラマー、コービー・ブライアントなどについて語った。

「(コービーと僕は)バスケット選手としてのメンタリティとアプローチが同じなんだ。トップスターの彼に憧れない人なんていないよ、レイカーズの一員なら尚更ね」ー カイル・クズマ

ドラフト27位での入団でありながら、カイル・クズマは現在NBAで最も注目されているルーキーの一人だ。バスケットの基本を重んじたゲーム運びから、37パーセントの成功率を誇る3ポイントショットまで、その驚異的なスタイルはバスケットボールの過去と未来のハイブリッドだ。マッチアップにおいても圧倒的な強さを誇るチームのブライテストホープは、レイカーズ復権の鍵を握っている。

先日彼のチームメイトであり友人のロンゾ・ボールの父親、ラヴァールがコーチのルーク・ウォルトンを公然と非難した際、クズマはすぐさま彼を擁護した。1試合での平均得点17.1、平均リバウンド数6.3を誇る彼が、ウォルトンのもとで成長してきたことを考えれば当然だろう。昨年12月には、彼はウェスタン・カンファレンスの月間最優秀新人に選出された。

ヒューストンとミネソタとのアウェイゲームを終えてホームに戻ったばかりのクズマは、ローリングストーン誌の取材に応じてくれた。映画、音楽、クズマニア、そしてコービー・ブライアントとの関係について語ってくれた彼のインタビューをお届けする。

ーあなたにとってロサンゼルスの魅力とは?

クズマ 語り出したら尽きないだろうね。のんびりできる場所には困らないし、遊びに出かけるなら選択肢は山ほどある。ビーチだってすぐそばだ。ミシガンにはビーチがないし、天気もよくないからね。僕の家から1.5マイルのところにはマリナ・デル・レイ・ビーチがあるし、休日には映画を観に出かけたりしてる。美味しいレストランもたくさんあるよ。僕はグルメだから、いろんな店を試すのが喜びなんだ。

ーお気に入りのレストランは見つかりましたか?

クズマ Nobleっていうマリブにあるシーフード・レストランはお気に入りだね。あとステーキとワインが美味しいCatch LAも好きだよ。数え出したらキリがないね。経済的に余裕ができたおかげで、そういうところに行く機会も増えたよ。

ー最近のお気に入りの映画は何ですか?

クズマ トゥパックの映画(『オール・アイズ・オン・ミー』)だね。事実に沿っているし、多くの人が知らない彼の一面を描いていると思うんだ。

ーあなたはケンドリック・ラマー『グッド・キッド、マッド・シティ』は史上最高のアルバムトップ10に入るとツイートしました。ケンドリックに会ったことはありますか?

クズマ まだないんだ。是非会ってみたい人物の一人だけどね。レイカーズの一員になったことでいろんな分野で活躍する人と知り合う機会が増えたから、いつか会えたらと思ってるよ。彼は僕のお気に入りのアーティストの一人だからね。

Translated by Masaaki Yoshida

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