金曜の午後、スクリレックスはソーシャルメディア上でそのヴォーカルサンプルの制作過程を公開してみせた。『ソーリー』の共同作曲者としてクレジットされているジュリア・マイケルズのヴォーカルアカペラをエディットして作られたそのフレーズは、『リング・ザ・ベル』のイントロ部に酷似しているものの、そのサンプリングによるものでないことは明らかだ。
ディエネルは自身のフェイスブックページで以下の投稿を残している。「サンプリングをする多くのアーティストがそうするように、ジャスティン・ビーバーは 『ソーリー』の発表前にサンプルの使用許可を得るべきだった。しかし、私のところに彼らから連絡が来ることはなかった」彼女は事前にビーバーの代理人と連絡を取ろうと試みたものの、先方が応じようとしなかったため、自身の音楽とアートを守るために訴訟に踏み切ったと述べている。
スクリレックスが問題となっているヴォーカルサンプルの制作過程を示す映像を公開する前、TMZのインタビューに応じたジャック・Uの片割れであるディプロは、 『ソーリー』と『リング・ザ・ベル』の類似性を認めていた。彼はこういったケースが1つの楽曲に大勢の人間が関わる場合に起こりがちだとした上で、ビー バー側は対応を迫られるだろうと述べていた。