アクスウェル、最愛の妻への結婚プレゼントに書き下ろした曲を公開

「自分の名義で発表する曲は、僕のパーソナルな気持ちを反映しているんだ」アクスウェルはローリングストーン誌の取材に対しこう答えている。「妻にはお金では買えない、何か特別なものを捧げたかった。これはその思いが生んだ、彼女のためだけの曲さ」

アクスウェルは、同じく元スウェディッシュ・ハウス・マフィアのセバスチャン・イングロッソと再びタッグを組み、シングルを数曲発表している。『ディス・タイム』の収益が、国連が運営する難民の子供たちの支援プログラムに全額寄付されたことも記憶に新しい。またゼイン・ロウとのインタビューでは、彼はスウェディッシュ・ハウス・マフィアの再結成を示唆する発言をしている。

「僕たちが成し遂げたこと、そしてやり残したこと、今でも時々そういう話をするんだ。そしてまた何か一緒にやるとしたら、どんな風になるんだろうってね」彼はそう話している。「未来のことは誰にも分からないからね。スウェディッシュ・ハウス・マフィアを突然再結成する可能性だってゼロじゃないさ」

とはいえ、当面アクスウェルはAxtoneの運営で手一杯となりそうだ。「音楽業界が不振にあえぐこのご時世に、レーベルがこれほど成功していることに自分でも心底驚いてるんだよ」彼はそう話す。「僕だけじゃなく、レーベルに所属しているアーティストは皆素晴らしい才能を持っているし、彼らを支える有能なスタッフたちにも恵まれている。以前は自分のレーベルをビジネスとして成功させるなんて夢物語同然だった。今の状況があることを、本当に幸運に思っているんだ」

Translation by Masaaki Yoshida

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