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ラモーンズのデビューアルバム:知られざる10のこと

JORDAN RUNTAGH | 2016/03/03 19:15

| 1976年のラモーンズの伝説的デビューアルバムの秘話を徹底検証。(Photo: AF archive/Alamy) |


6 『I Wanna Be Your Boyfriend』のバックコーラスを担当したのは、プロデューサーのクレイグ・レオン



パワー・ポップのサウンドをものの見事に出している、セカンドシングル『I Wanna Be Your Boyfriend』。ベイ・シティ・ローラーズもカバーしたがった曲だと、ディー・ディー・ラモーンは後に語っている。この曲は、ガールズグループのバックコーラスを取り入れたスタイルで、プロデューサーのクレイグ・レオンとサウンドエンジニアのロブ・フリーマンによるものだ。

「ダグ(ディー・ディー)と一緒に試してみたんだけど、あいつ、コーラスのマイク全部に唾を飛び散らかすんだ。すごい攻撃的だったよ。」とレオンは笑い「甘い曲のはずだったんだけど、結局はヤツの飛び散る唾という拷問を経てできあがったんだよ。」と語っている。

ジョーイ・ラモーンの実弟であるミッキー・レイも、この曲と『Blitzkrieg Bop』、『Judy Is a Punk』のバックコーラスを担当している。しかしアルバムのライナーノーツには彼の名前は一切記載されなかった。落胆したレイがその理由を尋ねると、「俺たちは、誰がラモーンズのメンバーで、誰がそうでないのかっていう混乱を起こしたくなかったんだ。ファーストアルバムだから、分かるだろ。世間の人たちを混乱させたくなかったんだ。」と、ジョニー・ラモーンはあっさりと答えたのだ。
Translation by Miori Aien

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