田口淳之介と大和孔太が語る、アーティスト×現役ホストユニットNOMUZO誕生の物語

NOMUZO

アーティスト×現役ホストがまさかの異色タッグ結成。オジュン(田口淳之介)とコータ(大和孔太)による次世代パリピイケメンユニット・NOMUZOが、韓国で大ヒットしているパーティーチューンのカバー「シャンパン」でデビューを果たす(4月25日に新レーベル・BACS MUSIC Labelよりシングルリリース)。

国民的アイドルグループのメンバーでもあったアーティストと、役者として注目を集めながら夜の道へ突き進んだNo.1ホスト。この2人が何ゆえに共に音楽活動をすることになったのか。そのエピソードゼロも含む貴重なストーリーのクロスオーバー。異色タッグによる異色なインタビュー、ぜひご覧頂きたい。

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―ふたりが出逢って、NOMUZOを結成するに至るまでのストーリーから伺ってもよろしいでしょうか?

オジュン:次世代パリピユニットという……どこらへんが次世代なのか自分もよく分かっていないというか「こういうの、前にもなかった?」と思わなくもないんですけど(笑)。でも、今、コロナ禍も落ち着いてきて、みんなが夜の街で楽しむ時間も増えてきたところで、普段の生活から解放されてはっちゃけたい人たちへ向けて、とにかくテンションが上がる曲を世に出したいと。で、コータは歌舞伎町の現役ホストをやっていて、ホストと言えばシャンパンタイム。そのメインイベントを盛り上げる楽曲が出来たらいいなというところから、このユニットが結成されたんです。


オジュン

―このユニットが結成される前は、オジュンさんに対してどんな印象を持たれていました?

コータ:もちろんずっと前からテレビを通して知っていたので、芸能人中の芸能人みたいな。僕も元々芸能活動をしていたんですけど、役者メインだったので、その界隈の同世代とかはライバルとして認識していたんですよ。でも、オジュンさんは手の届かない存在というか、大御所のスターみたいな認識だったので、最初にご一緒させて頂く話を聞いたときは「恐れ多いな。僕なんかで大丈夫ですか?」と思っていたんですけど、いざふたりで活動することになったら快く僕のことを引き上げてくれるというか、対等な目線で接してくれるので、すごく嬉しかったですね。


コータ

―相方として受け入れてくれたんですね。

コータ:オジュンさんは芸能人中の芸能人、プロ中のプロですからてっきり「おまえ、ちゃんとやれよ」みたいな感じかなと思っていたんですけど、全然そんなことはなかったので、良い意味でイメージが変わりました。

オジュン:3月から1stシングル『シャンパン』のリリースイベントを始めて各地をふたりでまわっている中で、徐々に見せ方も含めて成長していて。それは僕が何か教えているというわけではなくて、同じ場を共有することでいろんなことを感じ取ってくれたらいいなと思っていただけなんですけど、ちゃんとその想いに応えてくれているのかなって。

―オジュンさんから見たコータさんはどんな人?

オジュン:めっちゃ天然なところもあるんですけど(笑)、でも「職業、イケメン。」としてAIR GROUP(※新宿・歌舞伎町を中心に、大阪、名古屋、札幌へと全国展開しているホストクラブ・グループ)の中でナンバーワンを獲ったりしていて。シュッとしていて目鼻立ちもくっきりしているから「イケメンだな」とは僕も思っていたんですよ。それで話を聞いてみたら、韓国系の芸能事務所に所属して活躍していたり、いろんな経験を積んできている逸材だったので、僕と一緒に活動してもらうのに十分な素養はあるなと思って。実は何人か候補者の名前は挙がっていたんですけど、その中でコータがいちばんしっくり来たんですよね。

Rolling Stone Japan 編集部

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