ザ・スマッシング・パンプキンズ、3幕から成るアルバム『ATUM』最終幕を5月5日に発売

ザ・スマッシング・パンプキンズ(photo by Paul Elledge)

ザ・スマッシング・パンプキンズが、3幕から成るニュー・アルバム『ATUM』の最終幕となる『ATUM: Act 3』を5月5日にリリースすることを発表、同時にアルバムからのリード・シングル「Spellbinding」を公表した。

また、グループはハワード・スターンのラジオ番組『The Howard Stern Show』に出演し、番組内で新曲「Spellbinding」を初披露すると共に、ニュー・アルバム『ATUM: Act 3』についての詳細や7月からスタートさせる全米ツアーについて語ったほか、スタジオで「1979」と「Empires」の演奏も披露した。

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『ATUM』は全33曲3幕構成のアルバムで、彼らの1995年発表『Mellon Collie And The Infinite Sadness』、2000年発表『Machina/The Machines Of God』の続編にあたる作品。過去4年を掛けてビリー・コーガンが作詞・作曲、プロデュースを行い、アルバムから22曲が既にリリースされており、先行シングル「Beguiled」は米Active Rock Charts(6位)とAlternative Radio Charts(12位)の両チャートを現在上昇中。

このたび発表となった北米ツアー「The World Is A Vampire Tour」は全26公演が予定され、7月28日(金)のラスベガスThe Chelsea at The Cosmopolitanからスタート。スペシャル・ゲストとしてインターポール、ストーン・テンプル・パイロッツらが各所でサポート・アクトを務めるほか、ほぼ全公演で全米レスリング同盟NWA(National Wrestling Alliance)所属の世界最強チャンピオンレスラーらが対戦を繰り広げる。

「私が育った環境では、スージー・アンド・ザ・バンシーズやザ・キュアーのようなバンドの存在を知ることにより、私のような人にも居場所があると教えられました。それがこのツアー『The World Is A Vampire Tour』の目的です。コミュニティ意識を取り戻すこと。世間に馴染めなくても、ここに来れば大丈夫。経験を共有し、他人を尊重するのが目的ですが、最終的には楽しむこと。変わり者だと自負する人々、世の中の全てのアウトサイダーが、一緒に楽しめる真のオルタナティブ・フェスティバルです」と、ツアーについてビリー・コーガンは説明する。

コーガンは自身の人気ポッドキャスト・シリーズ『Thirty-Three With William Patrick Corgan』にて世界中の熱心なパンプキンズ・ファンのニーズに応え、ニュー・アルバム『ATUM』からの新曲をいち早く聴く機会をリスナーに提供。またバンドの輝かしい歴史を様々な局面から掘り下げている。同番組はiHeartPodcastsにより配信され、iHeartRadioや各所ポッドキャストで聴くことができる。



<リリース情報>

ザ・スマッシング・パンプキンズ
ニュー・シングル『Spellbinding』
配信中
https://orcd.co/spellbinding

ザ・スマッシング・パンプキンズ
ニュー・アルバム『ATUM』
2023年5月5日リリース
https://orcd.co/atum

公式サイト https://smashingpumpkins.com/

Rolling Stone Japan 編集部

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