妻殺害の夫、息子のiPadでバラバラ死体の処理方法を検索 米

逮捕令状が出された時、ウォルシュ被告はアナさん捜索で刑事に嘘を言ったとして拘留中だった。アナさんは不動産会社の重役で、3児の母だった。被告は起訴内容で無罪を主張した。アナさんの失踪については、1月1日未明に緊急の仕事で家を出たと供述していたが、捜査官はアナさんがタクシーに乗った形跡も、飛行機に搭乗した形跡も発見できなかった。警察の記録によると、アナさんの同僚が1月4日にまずウォルシュ被告に連絡し、その後警察に失踪届を出した後、当局が被告のもとを訪ねたことが最近の報道で判明した(これとは裏腹に、以前の報道では、ウォルシュ被告とアナさんの会社が同時に失踪届けを出していたと伝えられていた)。

ほどなく、証拠からウォルシュ被告が容疑者として浮上した。警察の話では、ウォルシュ被告はアナさんの失踪前、美術詐欺の連邦犯罪で判決を待つ間自宅軟禁されていたが、条件に違反してHome Depotへ出向き、清掃用品やタープを購入していた。調書によると、ウォルシュ被告のインターネット履歴には「体重115ポンドの女性の死体を始末する方法」といった検索が残っていた。一家の地下室からは、折れた血まみれのナイフも発見された。警察はボストン周辺の複数個所でごみ箱を捜索し、証拠とみられる物品数点を押収した。捜査官からは物品の証拠はいまだ明らかにされていないが、斧、弓のこ、ラグ、使用済みの清掃用品などだったとみられる。

この記事は、罪状認否の詳細とウォルシュ被告の無罪答弁を加筆して、2023年1月18日午前11時6分に改訂されました。

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from Rolling Stone US

Akiko Kato

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