クリスティーナ・アギレラ、「ビューティフル」新MV公開

クリスティーナ・アギレラ

クリスティーナ・アギレラが、2ndアルバム『ストリップト』のリリース20周年を記念して、「ビューティフル」の新MVを公開した。

「『ストリップト』のリリース20周年と世界メンタルヘルス・デー(World Mental Health Day)を記念して、「ビューティフル」の新しいミュージック・ビデオを共有できることを光栄に思います」、「自分のスペースを確保し、ログオフし、心と身体と魂を第一に考えてください」と自身のツイッターに投稿したクリスティーナ・アギレラ。

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2022年版のMVは、無機質な部屋でリングライトがついたスマートフォンの前に座り、濃いメイクを施す少女たちの姿を通して、ありのままの自分を受け入れること、自己肯定、自尊心といった歌のメッセージを探求。さらに、ソーシャルメディアやテクノロジーが私生活や現実世界に与える影響を挑発的な映像で表現している。MV監督をつとめたフィオナ・ジェーン・バージェスは、カンヌ・ライオンズ2019のヤング・ディレクター賞をはじめ、映像表現や広告の分野で数多くのアワードを獲得している他、人権活動家として思春期の精神科病棟で演劇やアートに関するワークショップを定期的に開くなど、メンタルヘルスに対する意識の向上を提唱している。

また、アルバム『ストリップト』の20周年を記念したデラックスデジタルエディションが、10月21日よりデジタル配信される。

【動画を見る】「ビューティフル」2022年版の新MV

2002年10月にリリースされた『ストリップト』は、クリスティーナ自身がエグゼクティブ・プロデューサーを務め、ほとんどの楽曲を共同で制作しており、デビュー作でのティーンズ・アイドル的な成功を打ち捨て、アーティストとして大きな飛躍をした2ndアルバム。2ndシングルにあたる『ビューティフル』(全米シングル2位)は内面の美しさを讃える普遍性を持ち、LGBTQコミュニティをはじめさまざまなマイノリティを勇気づけるアンセムとして幅広い支持を得て、グラミー賞で「最優秀ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス」部門を受賞した。他にも過激なMVが話題を呼んだ「ダーティー」などエッジの効いたサウンドを追求。収録曲の多くが自尊心やセックス、ジェンダーアイデンティティーをテーマにしている。アルバムは全米チャートで2位まで上昇し、通算79週にわたってチャートインを果たした。

クリスティーナは今回の20周年エディションのリリースにあたり、「自分のストーリーを自分の思い通りに語るアーティストとしての力と自由を与えてくれた」とツイッターに投稿している。今回デラックス・エディションには、グラミー賞受賞歴のあるDJ、プロデューサーのベニー・ベナッシによる「ビューティフル」の2022年リミックスがボーナス・トラックとして追加収録されている。

なお、本作はデジタル配信される他、2023年3月にはアナログ盤で20周年記念エディションが発売される予定となっている。



<リリース情報>



Christina Aguilera
『“Stripped” (20th Anniversary Edition)』
デジタル配信日:2022年10月21日(金)

=収録曲=
1. Stripped Intro
2. Can’t Hold Us Down(featuring Lil’ Kim)
3. Walk Away
4. Fighter
5. Primer Amor Interlude
6. Infatuation
7. Loves Embrace Interlude
8. Loving Me 4 Me
9. Impossible
10. Underappreciated
11. Beautiful
12. Make Over
13. Cruz
14. Soar
15. Get Mine, Get Yours
16. Dirrty(featuring Redman)
17. Stripped, Pt. 2
18. The Voice Within
19. I’m OK
20. Keep on Singin’ My Song
21. I Will Be(“Dirrty” B-side) [Bonus Track]
23 .Beautiful(Benny Benassi Remix) [Bonus Track]

クリスティーナ・アギレラ 日本公式サイト:https://www.sonymusic.co.jp/artist/christinaaguilera/

Rolling Stone Japan 編集部

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