マネスキン×漫画『BEASTARS』夢コラボ 板垣巴留の書き下ろし共演イラスト公開

マネスキン×BEASTARS コラボレーションイラスト

全世界で1,000万部以上の発行数を記録し、アニメ化もされた人気コミック作品「BEASTARS」(板垣巴留 作、週刊少年チャンピオン連載)と、先月初来日も果たした、現在世界中でブレイク中のマネスキン(Måneskin)が奇跡のジョイント。本日、両者によるコラボレーションイラストが公開となった。

【動画を見る】マネスキン×板垣巴留のミーティング映像

日本文化にも関心の深いマネスキンのメンバー。なかでもボーカルのダミアーノ・デイヴィットは日本のアニメの大ファンとして知られており、パンデミック以降は1年中アニメばかり見続ける時期もあったという。そんな彼のファイバリット作品のひとつは、擬人化された動物たちが複雑なサスペンスと人間ドラマを繰り広げる異色の物語で世界的にヒットした「BEASTARS」。このたび、初来日を記念して原作者の漫画家・板垣巴留先生がマネスキンのメンバーをイラスト化する夢のコラボが実現した。

8月18日に行われたマネスキンの単独公演(東京:豊洲PIT)の楽屋で、メンバーと作者の板垣先生は初対面を果たし、先生がラフ画を持参。ラフ画の段階でも完成度が非常に高く、メンバーも喜びと驚きを隠さなかった。終始和やかなミーティングが進行し、両者は完成形についてディスカッション。完成したのが今回公開されたイラストとなる。


マネスキン×板垣巴留の集合写真


今回の「BEASTARS」とのコラボレーションについてダミアーノは、
「“BEASTARS”の世界の中に自分たちがちょっとでも関わることができて、ものすごく光栄な出来事だと思っています。BEASTARSは僕がもっとも大好きな作品のひとつです。キャラクターは動物なんだけども、人間以上に人間くさく描かれていて、そのキャラクターたちが織り成す世界観―この世界観を思いついた発想/アイデアというのが本当にすごいと思うし、見ていると彼らが動物として描かれていることを忘れてしまうくらい、すごく人として共感することがたくさんあります。今まで見てきた作品の中で、多分一番深い意味が込められている物語だと思います」と述べ、作品への想いを明らかにしている。

また作者の板垣先生は、
「お会いした時の4人は、とても背が高くて、優しくて、輝いていて、スターに会うっていう、作家として凄い貴重な体験をさせて頂きました。ステージに立つマネスキンさんと、机に向かう私は全然違う形でけど、こうしてコラボをすることで、同じ場にいれたということを、凄く光栄に思います。」と語り、また完成したイラストについては「ヒト科も動物もカリスマ性は目に現れるので、そこに魂込めました! マネスキンさんたちの音楽でレゴシの野生が目覚めてしまいそうなので心配です(笑)」と述べている。

この奇跡のコラボレーションは、今後もまた違った形で見られるかもしれない。この先の両者の動きにも注目だ。マネスキンは10月7日に待望の新曲「THE LONELIEST」をリリース予定。



板垣巴留(イタガキパル)
2016年3月、週刊少年チャンピオン(秋田書店)にて4号連続の読み切り作「BEAST COMPLEX」でデビュー。読み切りの好評を受け、同年9月に「BEASTARS」を連載開始した。「BEASTARS」「BEAST COMPLEX」ともに、草食動物と肉食動物が共生する世界を描いている。2017年、「BEASTARS」で宝島社が刊行する「このマンガがすごい!2018」オトコ編で第2位を獲得。2018年には同作が第11回マンガ大賞、第21回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞、第22回手塚治虫文化賞新生賞、第42回講談社漫画賞少年部門を受賞した。2021年7月より週刊少年チャンピオンで、「SANDA」を連載中。単行本が5巻まで刊行されている。

▼板垣巴留 (@itaparu99) | Twitter
https://twitter.com/itaparu99



マネスキン
『テアトロ・ディーラ Vol. I』
発売中
日本盤オリジナル・ジャケット写真仕様
ボーナス・トラック収録、解説・歌詞対訳付き

▼マネスキンの代表曲をプレイリストで聴く
https://lnk.to/Maneskin_MusicCN

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE