エリック・クラプトン、ワクチン接種に警鐘「二度とギターを弾けなくなると思った」

エリック・クラプトン(Photo by Gareth Cattermole/Getty Images)


陰謀論者となったヴァン・モリソンとも共演

手紙の中でクラプトンは、ロックダウン反対派のイギリスの政治家デズモント・スウェインをはじめとする「ヒーロー」や、同じ考えを共有する(陰謀論的だとも言われている)YouTubeチャンネルを発見した、と綴っている。

「自分は静かな反抗の道を歩み続け、家族を存分に愛することができるよう、当局の指示には従おうと思う。だが、今こうして分かったことを黙っているわけにはいかない」とクラプトンは書いている。

「その時ヴァン(・モリソン)に紹介され、そこで発言の場を得た。自分が歌っていたのは彼の言葉だが、その言葉は胸に響いた」とクラプトン。「2020年には「Stand and Deliver」を収録したが、たちまち侮蔑と嘲笑で迎えられた」



昨年12月、クラプトンは「Stand and Deliver」に合わせて声明を発表した。「ライブミュージックを救おうとするヴァンや彼の試みを支持する人は大勢いる。彼は我々を導いてくれる存在だ。この惨状から抜け出す道を探さなくてはならないのだから、立ち上がり、アピールしなくては」(似たような話として、クラプトンはロックダウン政策への抗議としてイギリス国内を演奏して回る現地バンドにワゴン車を貸したとも言われている)。

またクラプトンは手紙の中で、ヴァン・モリソンの「Where Have All the Rebels Gone?」での共演も明かした。この曲は、ローリングストーン誌が「ダークなほど奇妙で、痛快なほどお粗末」と評したアイルランド人シンガーのニューアルバム『Latest Recored Project Vol.1』からの1曲だ(クラプトンは手紙の中で、曲のタイトルを間違って「The Rebels」と書いている)。

「この曲は攻撃的でも挑発的でもない。ただ『反逆児はみなどこへ消えてしまったんだ?』と問いかけている。コンピューターの画面の陰に隠れてしまった。反骨精神はどうした、魂はどこへ行った、反逆児はみなどこへ消えたんだ、と」

「自分は人生でずっと、現在のような圧制や傲慢に抗ってきた」とクラプトン。「だが同時に、仲間や思いやりや愛も大事にしている……それがあれば、我々はきっと打ち克てると信じている」

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From Rolling Stone US.

Translated by Akiko Kato

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