警察官による過度の制圧行為、エリック・ガーナー氏死亡事件への新たな取り調べが決定

エリック・ガーナー氏(Spencer Platt/Getty Images)


2017年に亡くなった警察組織の改革を求める活動家であったエリカ氏を含め、ガーナー氏の家族はこれまで彼の死亡時の状況についての基本的な情報を公開してこなかった。6月に予定されている取り調べにより、なぜニューヨーク市がガーナー氏の死を防げなかったのか、そしてその失敗を積極的に隠蔽しようとしていたのか、家族は明らかになることを望んでいる。

ニューヨーク市警はこれまで、ガーナー氏が死亡した際に現場に居合わせた警察官の特定を行なっておらず、またガーナー氏の拘束の際に警察官による行き過ぎた制圧行為があったことも認めてこなかった。ガーナー氏の家族は、当時のガーナー氏に適切な医療措置が取られなかったことや、なぜガーナー氏の逮捕記録や検死結果がメディアに流出したのかについても回答を希望している。取り調べでは、デブラシオ市長、ニューヨーク市警察長官のジェームズ・オニール氏、オニール氏の代理人であるケヴィン・リチャードソン氏、ニューヨーク市消防局長のダニエル・ニグロ氏らが証言するようだ。デブラシオ側は取り調べを延期しようと要求していたが、ニューヨーク州高位裁判所控訴部により3月にその要求は却下された。

先週、ガーナー氏の母であるグェン・カー氏は「デブラシオ市長は、ドーンテ・ライト氏の悲惨な殺害について『私たちはこの事件について徹底的な調査を行う必要があり、まさに行おうとしているところだ』と語っていました。しかしデブラシオ市長は、他の都市で起こった事件についてこうした発言をする一方で、自分の目の前であるスタテン島で起こった私の息子の殺害に関する調査を遅らせ、妨害しているのです」、「私の家族とニューヨークに住む人々は答えを知るに値します。6月に向け、司法上の取り調べが進もうとしていることを嬉しく思うと同時に、デブラシオ市長による取り調べを遅延させる行為を非難します」と声明を発表した。

From:New Inquiry Into Eric Garner’s Death Could Bring Family Answers

Translated by Kazuhiro Ouchit

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