極悪ポルノ男優、性的暴行罪で3度目起訴

ロン・ジェレミー被告、さらに7件の性的暴行罪で追起訴(Photo by David McNew/Pool Photo/AP)

ポルノ俳優ロン・ジェレミー被告が、6人の女性に対する7件の性的暴行罪で追起訴されると、米ロサンゼルス地方検察局が先週発表した。

新たな罪状は、強姦罪3件、強制口腔性交罪2件、拘束下での性的暴行罪、指による強制挿入目的での拘束および暴行罪がそれぞれ1件。起訴内容は古くは1996年にまでさかのぼり、被害者の年齢は17歳から38歳にまでおよぶ。

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追起訴の内容をみていくと、1996年19歳の女性がスチール撮影中に、2008年には17歳の少女がウッドランドヒルズの自宅でレイプされた。26歳の女性は2000年、ナイトクラブでのパーティでレイプされたと主張。38歳の女性は2013年、ウエストハリウッドのバーで性的暴行を受けたという。また2010年には被告の自宅で性的暴行を受けたという女性、また2002年から2003年の間にストリップクラブで性的暴行を受けたという女性もいる。

ローリングストーン誌はジェレミー被告の弁護士にコメント取材を依頼したが、返答は得られなかった。

今回の修正訴訟以前、ジェレミー被告は8月にも13人の女性に対する20件の性的暴行で追起訴されていた。さらにさかのぼること6月には、4人の女性に性的暴行を働いたとして起訴されたが、すべての起訴内容で無罪を主張していた。

これで現在ジェレミー被告が起訴されている罪状は、強姦罪11件、拘束下での性的暴行罪8件、強制口腔性交罪6件、強制異物挿入罪5件に加え、肛門性交罪、強姦目的での暴行罪、指による強制挿入を目的とした暴行罪、意識不明または睡眠中の被害者に対する異物挿入罪、15歳の少女に対する猥褻罪がそれぞれ1件ずつ。被害者は総勢23人で、容疑は1996年から2020年におよぶ。すべての起訴内容で有罪となれば、最長330年の終身刑が求刑される。

ジェレミー被告は新たな起訴内容について無罪を主張。予審開始は12月14日に予定されている。

from Rolling Stone US

Translated by Akiko Kato

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