著名コラムニスト、トランプ氏から性的暴行を受けたと告白

ニューヨーク誌に宛てた声明の中で、ホワイトハウスはキャロル氏の主張を否定。「まったくのでたらめです。25年も前に起きたという話が浮上してくるなんて、現実味がありません。大統領の面目をつぶそうとする単なる作り話です」と述べた。

トランプ大統領も21日、いつもより長めの声明をツィートした。

「暴行をでっちあげて知名度をあげたり、本の売上を伸ばそうとしたり、政治利用しようとするような人々は恥を知るべきだ――ブレッド・カヴァノー判事に濡れ衣を着せたジュリー・スウェトニクのようにな。証拠がゼロだというのに、人々がこの話を信じてしまうのはなんとも残念だ。死にかけた出版社が生き残りのためにフェイクニュースをまき散らしているのだから、さらに質が悪い――そんなことがそこら中で起きている」

「キャロル氏とニューヨーク誌へ。写真はないのか? 監視カメラの映像は? 動画は? 被害届は? 販売員の証言は? そのような事件の監視映像はないと証言してくれたバーグドルフ・グッドマンに感謝する。そもそも事件など起きていないのだから」

「でっちあげは本当の暴行の重要性を損なう。我々はでっちあげや、実際の暴行事件を、最も厳しい態度で糾弾するべきだ」

「民主党がキャロル氏やニューヨーク誌とつるんでいるという情報をお持ちの方は、今すぐ知らせてほしい。世間は真相を知るべきだ。なんという不名誉だろう。でっちあげを画策したやつらは、しかるべき報いを受けるべきだ」

彼はさらに、「この人物には今まで会ったこともない」と書いているが、記事には2人が隣り合っている写真が掲載されている。

Translated by Akiko Kato

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