凛として時雨、豊洲PITで魅せた静と狂のカオス

ピエール中野のドラムソロも終わり終盤に差し掛かったところで、7月3日リリースの両A面シングル『Neighbormind / laser beamer』より「Neighbormind」をライブ初披露。同曲は映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』日本語吹替版の主題歌に決まっており、予告動画で数十秒のみしか聴くことができなかったが、とうとうこの場で初披露となり会場は大いに盛り上がった。青と赤の照明と、TKの指がギターの指板上を滑らかに駆け巡るフレーズに目を引きつけられる。さらに、そのまま連続して「laser beamer」も披露。 曲のタイトル通り、ギターで表現されたサウンドっと照明の相乗効果で生まれたレーザービームに合わせて、会場のファンも跳ね上がっていた。

終盤では、これまた凛として時雨の代表曲「Telecastic fake show」や「nakano kill you」など、切れ味と怒涛の勢いで畳み掛けて盛り上がりライブは終了。静と狂の入り混じった圧巻のライブパフォーマンスを見せ、曲間に歓声を上げるのも憚れるほどに会場を圧倒的に引き込んだ。新と旧、静と激の緩急が生み出す彼らの勢いは、6月30日の大阪 Zepp Osaka Baysideでのツアーファイナル公演でも、より圧倒的な世界観を堪能させてくれるだろう。





<リリース情報>



凛として時雨
両A面シングル『Neighbormind / laser beamer』
発売日:2019年7月3日(水) / 先行ダウンロード配信:2019年6月28日(金)
完全生産限定盤(CD+DVD)
価格:2200円+税

【Disc1 (CD)】
=収録曲=
1. Neighbormind
2. laser beamer
3. Neighbormind (Instrumental)
4. laser beamer (Instrumental)

【Disc2 (DVD)】
“laser beamer” Music Video
“laser beamer” - 「舞台PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice」Opening Stage Plot

※トールサイズ・デジパック仕様/DVD:MVほか/プレイパスダウンロードカード及びスペシャルサイトアクセスコード封入

Rolling Stone Japan 編集部

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