無断引用とパクリの嵐 炎上フェスにも絡んだジェリーメディアとは?

ファックジェリーことエリオット・テベル氏(Photo by Gabe Ginsberg/Getty Images)



2016年、ファックジェリーおよびチーフ・コンテンツ・コーディネーターであるライアン・オーリガー氏は(ボストン大学を二度も停学になり、最終的には中退)、私のコメディ動画の一部を無断で借用した。そこで私はオーリガー氏にコンタクトし、作品にクレジット表記を入れるか、さもなくば削除するよう要求した。Krispyshortsというハンドルネームで通っているオーリガー氏の返答は「ひっこんでろ」の一言。そして、ファイア・フェスティバルを非難した人々と同じように、私をブロックした。

そのあとさらに傷口に塩を塗るように、彼は件の投稿を編集して、盗んだ私の動画にファックジェリーとクレジットをつけて再投稿した。

コメディ界にちょくちょく足を踏み入れている主なセレブリティ――ジョン・ムレイニーやパットン・オズワルト、コリン・ハンクスなど――がファックジェリーのフォローをやめて声をあげ、正義のために立ち上がれと世論を促している。

ファイア・フェスティバルに対する1億ドルの損害賠償を求める集団訴訟も進行中だ。ファックジェリーのフォロワー数はあっというまに激減し、最近ではコメディ・セントラルが他社に先駆けて、ジェリーメディアとのスポンサー契約を切った。彼らには、自分たちを変えるきっかけが必要だ。

コメディ・セントラルとの契約終了をうけ、テベル氏は先週コンテンツの盗用に対する姿勢を改めると発表。またMediumに、他人の作品を使って金儲けをするときは事前に許可を取るべきだということを実感した、といういまさらともいえるような声明を投稿した。声明の中でテベル氏は「いまこの時点から、作者が特定できないコンテンツは投稿いたしません。また、当社のフォロワーにコンテンツを投稿する前に、必ず原作の作者から事前に同意を得るようにいたします」と述べている。さらに、「これまで我々から不当な扱いを受けたと感じている皆様に」お詫びするとも述べた。

それでもテベル氏のプレスリリースには、今後彼らが他人のギャグや笑える画像を使った場合、コメディアンや作者たちに対価を支払うかどうかには言及していない。

Translated by Akiko Kato

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