ポール・マッカトニー、ビートルズ時代の楽曲を巡りソニーを提訴

ポール・マッカトニーは、数あるビートルズの楽曲に関する"所有権の帰属"を求めて、提訴に踏み切った。(Photo by MJ Kim/MPL Communications via Getty Images)

ポール・マッカトニーは楽曲の著作権の返還を求め、ソニーATVミュージックパブリッシング社に対する訴訟を連邦裁判所へ起こした。

ポール・マッカトニーは、ザ・ビートルズ時代に書いた楽曲の所有権を巡り、ソニーATVミュージックパブリッシング社に対する訴訟を連邦裁判所へ起こした。シンガー・ソングライターは、『イエスタデイ(原題:Yesterday)』、『ヘイ・ジュード(原題:Hey Jude)』、『ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード(原題:The Long And Winding Road)』などの楽曲の著作権を、2018年10月に返還するよう求めている。マッカートニーの代理人によると、"アメリカ著作権法で認められた"楽曲に対する"所有権の帰属を確認するため"に、ニューヨークの連邦地方裁判所へ訴訟を起こしたという。訴訟によると、マッカートニーは2008年以降、同様の訴訟を数件起こしている。

ハリウッド・リポーター誌によるとマッカートニーは、権利の移転を長期化させないため、"宣言判決"を求めているという。また、これまでの出版契約を法的に無効化し、弁護士費用や、裁判所が妥当と認めるその他費用を求めた。

マッカートニーの法律顧問チームは、「1978年以前に作られた作品の権利は、最初に権利が発生した日から56年後に作者へ返還されるべき」と規定した1976年著作権法を根拠にしている。2018年は、レノンとマッカートニーが楽曲の制作を始めた1962年から56年目にあたる。

「ソニーATVミュージックパブリッシングは、サー・ポール・マッカートニーに最大限の敬意を払い、レノン&マッカートニーの素晴らしい楽曲を通じて長きに渡り良い関係を続けてきました。マッカートニー氏と故ジョン・レノン氏の財団とは数十年に渡り密接に協力し、両名の楽曲の長期的な価値の保護、維持とプロモーションに努めてきました。このような事態に失望を感じると共に、この訴訟は不必要で時期尚早なものだと思っています」と、ソニーATV社の代理人はローリングストーン誌にコメントした。

Translation by Smovka Tokyo

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