オバマ大統領、モハメド・アリを偲ぶ:「最も偉大な人物だった。それ以外に表現のしようがない」

伝説のボクサー、モハメド・アリの逝去に際し、バラク・オバマ米大統領がホワイトハウスの公式声明で追悼のコメントを寄せた。(Photo by Chris Smith/Popperfoto/Getty Images)


オバマ大統領はさらに続けた。「彼はかつてこう言った。“俺がアメリカだ。認めないかもしれないが俺は皆の味方だ。黒人で、自信家で、うぬぼれ屋の俺を受け入れてみろ。俺には俺の名前があり、宗教があり、目標がある。俺のやり方を受け入れろ"、と。私は成長するにつれ、アリの本来の姿を理解できるようになった。アリはリング上のファイターとしてだけでなく、世の中の正しいことのために闘った。彼は我々のために闘ったのだ」

「彼は厳しい時代の中、キング牧師やネルソン・マンデラらと共に行動を起こし、誰も言い出せなかったことを代弁した。彼のリング外での闘いのせいでタイトルを剥奪され、世間的な立場を失ったこともあった。あらゆる方面に敵を作り、罵られ、刑務所送りにされそうにすらなった。しかしアリは自分の信念を貫いた。そして、我々が生きる今の自由なアメリカは彼の貢献による所が大きい」

民主党の大統領候補ヒラリー・クリントンと、その夫で元大統領のビル・クリントンも「アリのように美しく優雅で、速く強いボクサーは二度と現れないだろう」との声明を出した。ビル・クリントンは大統領時代、ホワイトハウスでアリに大統領市民勲章を授与している。

オバマ大統領は、「アリは世界を揺るがし、世界をより良い方向へと変えた。ミシェルと私は彼の家族に深い哀悼の意を表すると共に、偉大なるファイターの冥福を祈る」と追悼のコメントを締めくくった。

Translation by Smokva Tokyo

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