プリンスも愛した歌姫キャンディス・スプリングス、来日ツアーを11月に開催

2018年11月にジャパン・ツアーを開催するキャンディス・スプリングス

ブルーノートに所属する女性シンガー・ソングライター/ピアニスト、キャンディス・スプリングスが11月27日(火)に東京国際フォーラム ホールC、28日(水)に大阪・サンケイホールブリーゼでジャパン・ツアーを開催することが決定した。

現在29歳のキャンディスはナッシュビル出身。セッション・シンガーの父を持ち、2002年にノラ・ジョーンズのデビュー作『ノラ・ジョーンズ』を聴いたのをきっかけに音楽活動をスタートさせる。しばらくはホテルの駐車場で働き、夜にはラウンジでピアノを演奏する生活を送っていたが、やがてニューヨークに拠点を移すと、ドン・ウォズ主催のオーディションで披露したボニー・レイット「アイ・キャント・メイク・ユー・ラヴ・ミー」が評価され、ブルーノートと契約することに。2014年にEP「Kandace Springs」でデビューを果たす。

さらに、サム・スミス「ステイ・ウィズ・ミー」のカヴァーを聴いたプリンスも大絶賛。『パープル・レイン』30周年記念イベントに彼女を招待し共演、音楽の師となった。ミュージシャンからの支持は厚く、ダリル・ホールも『Live from Daryl’s House』にゲストとして招いている。

2016年には、名匠ラリー・クラインのプロデュースでデビュー・アルバム『ソウル・アイズ』をリリース。ノラの「ドント・ノウ・ホワイ」の作曲者であるジェシー・ハリスはじめ、名うてのミュージシャンたちが参加したことでも話題となり、同年と翌2017年に行われた来日公演も大盛況となった。



そして、2018年4月にはEP『ブラック・オーキッド』を配信限定リリース。コモン、エリカ・バドゥ、カニエ・ウェストなどを手掛けてきたヒップホップ・プロデューサーにして、ポール・マッカートニーやダイアナ・クラールからも声のかかるドラマー、カリーム・リギンスがプロデュースを務めた同EPでは、表題曲をジェシー・ハリスが提供している。

この秋には、待望のニュー・アルバムを控えているキャンディス。ジャズ/ソウルの若手筆頭株による11月のジャパン・ツアーは大きな話題となりそうだ。




キャンディス・スプリングス
キャンディス・スプリングス ジャパン・ツアー2018

2018年11月27日(火)東京国際フォーラム ホールC
2018年11月28日(水)大阪・サンケイホールブリーゼ
http://udo.jp/
http://udo.jp/Osaka

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