と歌ったのは五つの赤い風船だが、こちらは東京の4人組ロック・バンドが、曽我部恵一主宰レーベルから放つ通算4枚目。ルーズなロックンロールと、ゆらゆら帝国やグレイプバインを思わせる投げやりで気だるいヴォーカル、シュールな歌詞が、風邪をひいた時に見る夢のような、ねじれた世界を作り上げている。「僕らは20世紀に生まれた最後の不良さ」と歌われる「MOTHER」は名曲。

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