ジョージア州アトランタ出身バンドの通算4枚目となる新作アルバム。前作までのノイズはやや抑えられ、代わりにさまざまな彩りのギター・サウンドが気持ちよく自然に鳴り響く。一方でフロントマンのブラッドフォード・コックスのヴォーカルはより力強く、すでにいなくなってしまった存在の記憶を言葉にして歌い上げている。結果、「幻想」と「現実」の均衡が絶妙な傑作に仕上がった。

RECOMMENDEDおすすめの記事


MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE