野性爆弾くっきー!とTHE BAWDIES・ROYが語る、「音楽と笑いの大宴会」

野性爆弾くっきー!×THE BAWDIES

“音楽と笑いの大宴会”をコンセプトにしたフェス「DAIENKAI 2024」が7月13日(土)、14日(日)の2日間にわたり、東京ガーデンシアターにて開催される。昨年初開催されて大きな話題を呼んだ同イベントは、ミュージシャンとお笑い芸人が多数出演して普段は見ることができないコラボが実現するのが見どころとなっている。

今回も斬新な組み合わせが目白押しの中、特に注目したいのがTHE BAWDIES×野性爆弾くっきー!のコラボだ。今回、イベントに向けてリハーサル中のスタジオにお邪魔して、くっきー!とバンドを代表してROY(Vo.Ba)に対談インタビューを行った。結成20周年を迎えたTHE BAWDIESと、ジェニーハイ、THE SESELAGEESで音楽活動も行っているくっきー!。ロックンロール、ガレージロックを愛する両者は初共演でどんなステージを見せてくれるのか?

―先ほどまでリハーサルを行っていましたが、いかがでしたか?

くっきー!:最高でした。こんな楽しい時間なかったですよ。人生稽古の中で一番楽しいんじゃないですかね?

ROY:いや、そんなことはないんじゃないですか(笑)。でも本当、嬉しいです。いろんな職種がある中で、僕らは芸人さんを一番リスペクトしているんですよ。なので、もう本当に夢のような状態ですね。

くっきー!:僕は逆にミュージシャンを一番尊敬してるので。もうどんだけ年下であろうと、ミュージシャンの人に敬語を使うって決めてるんですよ。ずっと敬語やったでしょ?

ROY:はい、そうですね。くっきー!さんとは10年ぐらい前にイベントでご一緒したことがあったんですけど、僕は大ファンなので、そのときに話しかけさせていただいたんです。そうしたらくっきー!さんが、「THE BAWDIES聴いてるよ」って言ってくれて、すごく嬉しかったのを覚えてます。

くっきー!:「聴いてるよ」と「聴いてますよ」ってどっちでした? 敬語使こうてました?

ROY:敬語でした!

くっきー!:ははははは(笑)。

―お互いにどんな印象を持っていましたか?

くっきー!:僕は〈ロッケンロー★サミット〉っていう好きな音楽イベントがあって、大阪時代から行けるときに行ってたんですよ。そのイベントにTHE BAWDIESさんが出てきたときに、“新星現る感”というか、なんか「スタイリッシュ&ロッケンロール」みたいな感じで、他と一線を画してたんですよ。「これはすげえ! カッコイイ!」って。僕はガレージ・シーンが好きだったので、その中に出てきはったんで、ギュッと好きになりましたね。「イキのいい若えのが出てきたな」って感じでした。

ROY:僕にとってくっきー!さんは本当に「テレビで見ている人」っていう感じだったんですけど、ガレージ・シーンとかパンクとかロックンロール好きな人の雰囲気って、やっぱり結構わかるんですよね。肌感とか人間臭さみたいなところをすごく感じていたので、「多分ロックンロール寄りの人なんだろうな」というのは、もう見てわかってました。

くっきー!:滲み出ちゃうんですよねえ、ロックってね。

ROY:本当、そうですよね。

Rolling Stone Japan 編集部

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