・音楽第一で
(西村登場)
森:お! 出た! 映画化!
一同:おめでとうございます!
西村:ありがとうございます!
森:西村くんの漫画が原作になった映画に、tofuくんの指揮のもと、一部のTJNYメンバーが音楽で参加したんだよね。
唐木:俺たち関わらなかった組。
金子:分断が生まれましたね。
tofu:いや、一番最初にバンドとしてTJNYを提案はしたんですよ! そしたら、弊社はtofubeatsさんに依頼していますのでって冷静に釘を刺されましたね。
一同:(笑)。
西村:僕も、tofuくんがTJNYに声をかけようと思ってると聞いて、微力ながら助言させていただきました。
森:なんて助言したの?
西村:いや、無理して関わらせることもないと思いますけど……って。
一同:(爆笑)。
大臣:賢明な判断(笑)。
森:ちょっと検索したらすぐ分かるよね。安易にこんな奴らを近づけてはいけないって。
西村:音楽第一で考えてくださいって言いましたね(笑)。
森:結果、澤部くんがメイン曲の作詞、もちろんが百貨店の店内BGMの作曲を。tofuくんは全体の劇伴を。
金子:落ち着くべきところに落ち着きましたね。
西村:いやー、ありがとうございました。
tofu:全体で30曲くらい作りましたね。
森:30曲あるなら1曲ぐらいって思っちゃうよな。
大臣:まだ分からないですよ。続編『北極百貨店のコンシェルジュさん THE ORIGIN』の可能性もあるし。
森:『THE ORIGIN』と『RISING』では呼ばれなかった奴らだけで集まろうな。
西村:その予定はまだ無いですね。
一同:(笑)。
・広島?
森:仕方ないからそろそろニュース見ていこうか。前の収録が、去年の11月だったからかなり溜まってるのよ。とくに何も言えないようなのが。まず、「神奈川 商業施設や小学校にイノシシ侵入 槍で駆除」ですね。
澤部:いきなりこれだもんな(笑)。
森:やる気なくなってきたね。
大臣:これ、市役所の職員がDIY武器で仕留めたやつでしたっけ?
森:うん。すごいしっかりとした槍。写真が良かったんだよ。下段の構えで獲物を見据えてて。立ち姿に隙がない。
大臣:ほんとだ(笑)。これは現代足軽ですね。
森:仙台は生活圏に野生動物出るの?
大臣:出ますよ。そういえば、秋田でカモシカ見ました。ニホンカモシカ。あれ? なんかモデルみたいな綺麗な男の人がいるなって思って、近づいてみたらカモシカで……。
一同:(笑)。
大臣:いや、変な意味じゃないですよ!
森:何にせよ変だよ。
澤部:ムラムラするなぁ、あ、カモシカかって(笑)。
森:「世田谷に猿出現」とかのニュースあるじゃん。ああいうのNYにはないの?
唐木:あるとしたら、カイヨーテだね。
澤部:ハイエイタス……。
一同:カイヨーテ!(笑)。
森:コヨーテね。犬系のキリッとした動物。
唐木:あと、ニュージャージー行くと、高速道路で鹿がめちゃくちゃ死んでる。
もち:サワガニくらいの扱い?
唐木:まさにそんな感じ。マジで死体動物園なのよ。シカ、ラクーン、スカンク、ビーバー……。
澤部:うわぁ、やだなぁ。
森:狩猟も唐木さんの行動圏で行われてるの?
唐木:行われてはないんだけど、釣りする人と狩猟する人って層が被ってるんだよ。だから釣りを始めて、初めてレッドキャップの友達ができた。
森:レッドキャップって何? 広島?
大臣:カープ女子?
澤部:衣笠?
唐木:メイク・アメリカ・グレート・アゲイン(MAGA)のキャップ。トランプサポーターだよ。でも、みんないい人だね。あれかぶってる人。「困ってることないか? うち泊まってけよ!」みたいな。
もち:ラーメン二郎の総帥がMAGA帽被ってましたよね。
森:アベノマスクも着けて一人役満達成してたね。
もち:本店は値上げしないですからね。
澤部:そういうことなんですね。フッドには優しい。
森:次、「『ドストエフスキー』のアナグラム解読、『トーフ スキドスエ』」。
tofu:うれしい……
金子:素直(笑)。
澤部:でもこれ、ニュースでもなんでもないですよ(笑)。昔の人だし、僕らが気づいたわけでもない(笑)。
森:広い視野で見ていこうよ。次は朝一のインスタ投稿「年末年始、人生何度目かの相対性理論理解チャレンジ。失敗」。
金子:まとまった時間があるとチャレンジしがちなんですけどね。何にも分かんなかったですね。今回も。
大臣:分かるよ。「誰でも分かる」系の本を買うんだよね。
森:俺も告白すると、運転免許合宿にプルーストの『失われた時を求めて』を全巻持って行ったからね。2、3ページしか読まなかった。
一同:(笑)。
大臣:気合いがエンストしてますね。
澤部:空回りのさらに上だ。
森:フィジカル面も強化しようと思って鉄アレイも2本持って行ったね。重いから捨ててきたよ。
・週4で
唐木:玉木さんは最近何してんの?
玉木:フリーランスで週3日だけ働いてます。
金子:うわーヒリヒリする。
森:あと4日は何してんの? 殺人?
澤部:ちょっと待ってくれよ(笑)。
西村:4日も? 殺人の方が多い(笑)。
玉木:いや、普通に勉強したり外出たり……。来週沖縄行きますよ。
澤部:いいなー! なに? コレ? コレと一緒でしょ?(小指を立てながら)
玉木:いや、父親の散骨。
森:おい澤部!!(笑)。
一同:(笑)。
澤部:自分が恥ずかしいよ! この小指どうしたらいいんだよ!
森:せめてどこかの国では弔いの意を意味するジェスチャーであってほしいね。
金子:散骨(小指を立てながら)。
澤部:いや、絶対侮辱的な意味しかないでしょ! 死にてー!
森:そういうのって業者のパックがあるの? 散骨。
玉木:そうです。手続きがないと違法投棄になるのかな。
tofu:死体遺棄みたいな。
森:そこまではならんでしょ。
金子:殺人、死体遺棄。週4。
大臣:繋がってしまった。
tofu:みんな、家族に自分が死んだ後、どうしてほしいとか伝えてます?
澤部:iTunes(現:ミュージック)に葬式用のプレイリスト組んでますね。祖母の葬式でアメイジング・グレイスがかかったのがほんとにしんどくて、母と僕はお互いに強く誓ったんですよ。絶対こんな曲は流さないようにしようと。
tofu:葬儀場ってJASRACが口出してこないんですかね? 結婚式場みたいに。
澤部:だとしても、「母が遺したプレイリストがこちらです……」って葬儀場に渡して「いや、ちょっとJASRACの問題が」って言われたとしたらもうね。
森:葬式もう一件追加だよね。澤部くんの式用プレイリストはどれくらい出来てんの?
澤部:いや適当なもんなんですよ。いいなこの曲って思ったら「葬式」ってリストにポンっと。
一同:(笑)。
森:死が身近にあるなー。思い出したんだけど、昔祖父が亡くなった時に、火葬場まで叔父の車に乗って行くことになって。エンジンかかったら音楽が流れはじめたんだけど、それがヴァン・マッコイの「ハッスル」だったんだよ。
一同:(爆笑)。
大臣:TPO(笑)。
森:エンジンかけたら流れたってことは、道中に聞いてたってことだからね(笑)。「Do the Hustle!」って歌いながら葬儀場に来てるんだよ叔父は。
金子:呪われた血筋ですね。