Rockon Social Club、東京ガーデンシアター公演で示した変幻自在のサウンド

Rockon Social Club

Rockon Social Clubが、ニューアルバム『Don’t Worry Baby』を引っ提げた全国ツアーを12月12日(火)の東京ガーデンシアター公演よりスタートさせた。オフィシャルレポートを掲載する。

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フォルクローレ風のSEに乗せてメンバーがステージに姿を現すと会場からは大きな歓声が轟いた。ニューアルバムを引っ提げた全国ツアー、スタートの東京ガーデンシアターには2日間合計約1万2000人のオーディエンスが詰めかけた。11月17日(金)にリリースされた2ndアルバム『Don’t Worry Baby』の楽曲を中心に、1stアルバム『1988』の楽曲や男闘呼組のカバーまで多彩な楽曲を組み込んだセットリストで会場のファンを魅了することとなった。

1曲目が終わったあと、「半年ぶりに帰ってきたぜー!」と高橋和也(Ba)が第一声を放つと、そのまま「We are」「Rockon!」のコール&レスポンスに突入。驚かされたのは、とにかくバンドの音がこれまでよりも段違いに太くなっていることだった。すでに十分なキャリアのあるメンバーが揃った6人ではあるが、ここにバンドならではのマジックがあるのだと感じた。

高橋が言う半年前というのは、5月6日(土)のことだ。彼らはここ、東京ガーデンシアターで初のワンマンライブを行った。思えば、3月1日(水)に1stアルバム『1988』をリリースし、イベントへのライヴ出演を経てワンマンライブを実施、そこから2ndアルバムに今回の全国ツアーと、怒涛の展開を迎えている。しかも、メンバーの中心を担っている成田昭次(Gt)、前田耕陽(Key)、高橋和也(Ba)、岡本健一(Gt)は男闘呼組の全国ツアーとファイナルの武道館公演も並走していたのだからなおさらだ。

Rolling Stone Japan 編集部

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