ザ・ローリング・ストーンズ「18年ぶり」オリジナルアルバムの発売日決定、新曲MV公開

Photo by Mark Seliger

ザ・ローリング・ストーンズが、ニューアルバムのタイトルが『ハックニー・ダイアモンズ』であること、発売日が10月20日に決定したことを発表した。

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このニュースは、イースト・ロンドンのハックニー・エンパイアで行なわれたメディア向けの特別発表イベントで、ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ロニー・ウッドにより発表された。同イベントは、アメリカのテレビスター、ジミー・ファロンが司会を務め、YouTubeを通じて世界中にストリーミングされた。

アルバムは12曲入りで、トラック・リストについては後日公開される。アルバムのレコーディングは、ロサンゼルスのヘンソン・レコーディング・スタジオ、ロンドンのメトロポリス・スタジオ、バハマのナッソーのサンクチュアリ・スタジオ、ニューヨークのエレクトリック・レディ・スタジオ、同じくニューヨークのザ・ヒット・ファクトリー/ジャマーノ・スタジオなど世界中の様々な場所で行なわれた。なお、日本盤限定でボーナス・トラック1曲が収録されることが決定している。

同アルバムは、18年前の9月6日に発売された2005年の『ア・ビガー・バン』以来となるスタジオ・アルバムとなる。2005年以降も、ザ・ローリング・ストーンズはいくつもの世界規模のツアーで売り上げ記録を破り続け、2016年には、自分たちの音楽を形成する元となった多くのブルース曲を演奏した『ブルー&ロンサム』をリリース。このアルバムはグラミー賞を受賞し、世界中のアルバム・チャートでトップに輝いた。昨年は結成60周年記念ツアーを行い、25万人に迫るヨーロッパの観客を熱狂させた。

アルバム『ハックニー・ダイアモンズ』は、2021年のグラミー賞でプロデューサー・オブ・ザ・イヤー賞を受賞し、過去にパール・ジャム、イギー・ポップ、エルトン・ジョンなどの作品を担当しているニューヨーク出身のプロデューサー兼ミュージシャンのアンドリュー・ワットとの初めてのコラボレーション作品。また、オリジナル・アートワークは、デジタル・アニメーターのパウリナ・アルミラが手掛けている。

ファースト・シングル「アングリー」のミュージック・ビデオは、ナイキやディーゼル、ファレル・ウィリアムス、そしてザ・ローリング・ストーンズの『ブルー&ロンサム』からの「ライド・エム・オン・ダウン」などの映像作品を手がけてきたフランソワ・ルッスレが監督を務め、エミー賞ノミネート女優のシドニー・スウィーニー(『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』、『ユーフォリア』、『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』)が主演している。

Rolling Stone Japan 編集部

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