グループラヴ、レジスタンス・ポップな新アルバムより「Cheese」MV公開

グループラヴ(photo by Brantley Gutierrez)

インディロック界のオルタナティブ/ポップグループ・グループラヴが、インディーズレーベル・Glassnote Recordsからリリースした6作目のアルバム『I Want It All Right Now』よりニューシングル「Cheese」のミュージックビデオを日本時間7月7日23時に公開することを発表した。

すでに公表されている「All」「Francine」「Hello」の3枚のシングルは、いずれもアメリカのオルタナティブチャート、アダルトオルタナティブ・ラジオチャートを急上昇、広く人気を博してきた。ニューシングル「Cheese」について、グループのボーカル兼ギター担当のクリスチャン・ズッコーニは「この曲のコーラスは、北カリフォルニアにあるハンナ(彼の妻でボーカル兼キーボード担当)の両親の実家にいたときに浮かんだものです。森に囲まれたのどかな場所で、時間があまりにも早く過ぎ去ることにプレッシャーを感じていた僕はインスパイアされ、小さなことを心に留めておくことの大切さを曲にしました」と語っている。その内容に相応しく「Cheese」のMVには、過去のグループラヴの映像クリップ、ツアー、アルバムなどから象徴的なアイテムがフィーチャーされている。

【動画を見る】「Cheese」MV(日本時間7月7日23時公開)

ボーカル兼キーボード担当のハンナ・フーパーが“レジスタンス・ポップ”(反逆ポップ)と呼ぶニューアルバム『I Want It All Right Now』のプロデュースにあたったのは、グラミー受賞プロデューサーのジョン・コングルトン(Death Cab For Cutie、Wallows、St. Vincent他)。グループの主要ソングライターでありリードボーカルを担当する、ハンナ・フーパーとクリスチャン・ズッコーニ夫婦の激動の転換期のなかから生み出された。フーパーは「以前の私なら周囲の外の世界に何かを求めていましたが、いまではもっと内側で起こっていることに注意を向ける必要性を感じています」と変化を語る。感覚ニーズをもった娘を育てる夫婦の経験が、大きくアルバムに影響を及ぼしている。11曲の収録ナンバーは万華鏡のように変化し、外部への要求から根源的な自己発見へと移行する過程を記録。各トラックには、非常に温かく明確な洞察が宿っている。「私たちの娘は、私たちの教師であり、私たちの世界に対する見方をすっかり変えました」とフーパー。「私たちのバンドは、結成当初から生きる喜びや、安心感、一体感を人々にもたらすことを目標にしてきました。そしていま、私たちが存在すると信じている愛の力を、全ての人々に感じてほしいのです。皆で力を合わせる必要性をいっそう強く感じています」と語る。

フーパーはミュージシャンであると同時に、ビジュアル・アーティストとして長年活動しており、本作のレコーディング中にアルバムのエモーショナルな旅を具現化する女性像を描いており、その作品が本作のアートワークに使われている。



<リリース情報>



Grouplove
『I Want It All Right Now』
配信中
https://glassnote.ffm.to/iwantitallrightnow

=収録曲=
1. All
2. Cheese
3. Malachi
4. Hello
5. Eyes
6. Billie
7. Tryin’
8. Cream
9. Francine
10. Climb
11. Wall

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Rolling Stone Japan 編集部

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