水曜日のカンパネラ、GW最終日の野外フリーライブでファンとキッズたちが熱狂

水曜日のカンパネラ

水曜日のカンパネラが2023年5月7日(日)、フリーライブ&サイン会「RABBIT STAR ★ LET'S MEET」を、埼玉・イオンレイクタウン moriにて開催した。

【ライブ写真】トラックステージで歌う詩羽(全8枚)

本イベントは、水曜日のカンパネラのEP『RABBIT STAR ★』と『ネオン』のリリースを記念して行われたもの。5月3日に2nd EP『RABBIT STAR ★』がCDリリースされ、同時に昨年数量限定でワーナーミュージック・ストアおよびライブ会場でリリースされていた『ネオン』のCDも一般流通がスタートした。

これまで野外ライブでは天気に恵まれることの多かった水曜日のカンパネラだったが、ゴールデンウィーク最終日の埼玉はあいにくの雨。それにもかかわらず、ショッピングモールの野外駐車場に設置されたトラックステージには、キッズ連れのファミリーから男女問わずさまざまな人がレインコートを身に纏い集合した。特に子どもたちが多いのが印象的で、リハーサルで音が鳴ると、ショッピングモールからさらに続々と駐車場に人が集ってきた。



13時になり、『RABBIT STAR ★』収録曲「ティンカーベル」の重低音の効いたサウンドが鳴り始めると、水曜日のカンパネラ二代目ヴォーカルでフロントマンの詩羽が登場。これまでのライブでは「ナポレオン」でスタートさせることが多かったが、新生カンパネラで誕生した新しいライブのオープニングナンバーとして定着してきた楽曲だ。「雨だけど楽しんでいきましょう!」という詩羽の声に、観客たちは歓声で返しのっけから盛り上がった。一転、跳ねるビートを中心に構成された「バッキンガム」を披露すると、詩羽はMCで「雨で寒いけど、体調だけは崩さないように」と観客を気遣いつつ、「もうちょっと楽しそうにしてください(笑)」と呼びかけ笑いを取りつつ、観客は声援で応えた。

続けて、『RABBIT STAR ★』収録の3曲を立て続けに披露。NHK Eテレアニメ『魔入りました!入間くん』EDテーマ「鍋奉行」では、ハイパーミュージック調のデジタルサウンドと詩羽の振り付けに併せて観客も手を回す振り付けをして楽しみ、「赤ずきん」ではおおかみが布団を持って登場。おおかみの変装に気づいてしまった赤ずきんが気を遣って見守るという歌詞に併せて一緒にダンスをし、シュールな赤ずきんちゃんの世界を表現した。

Rolling Stone Japan 編集部

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