レッチリ、ニルヴァーナ「Smells Like Teen Spirit」をカバー

レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(Photo by JOHN SHEARER/GETTY IMAGES)

現地時間10月29日に開催されたシルヴァーレイク・コンサヴァトリー・オブ・ミュージックのためのチャリティ・コンサートで、『Blood Sugar Sex Magik』ツアーで当時新鋭だったニルヴァーナ(Nirvana)を連れてから30年以上を経て、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(Red Hot Chili Peppers)が「Smells Like Teen Spirit」のカバーを披露した。

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過去にジョン・フルシアンテが単独でカバーしたことはあったが、この象徴的なシングルをバンドの全員で演奏し、壮大なロックのクロスオーバーが実現したのは初めてとなる。アンソニー・キーディスは、ネオンカラーの網シャツで顔を隠しながらバンドをリードし、全11曲から成るセットの最後を飾るコーラスをジョンに投げかけた。

「Smells Like Teen Spirit」の最初のヴァースとコーラスを演奏したあと、「僕らの出番はこれで終わり、来てくれてありがとう」とアンソニーは観客への別れを告げた。この夜、ジョンは「Here Ever After」と「Scar Tissue」 の間に、ラモーンズ「I Remember You」のソロ・カバーも披露していた。

レッチリは今年初め、1991年にニルヴァーナと一緒にツアーを回ったときのことを振り返っていた。フリーは先日出演した『ハワード・スターン・ショウ』で、「彼らはもちろんいいバンドだったし、ニルヴァーナについては重厚なマジックというのがあって、尊敬されるべきパワフルな存在だと感じたのを覚えている」と語っている。

From Rolling Stone US.

Translated by Rolling Stone Japan

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