中川翔子が全シングル披露3時間越えライブ完走、デビュー20周年記念ベスト発売も発表

そして、「歌うたびに新たな発見がある、私の人生を変えてくれた宝物のような大好きな曲」と紹介し代表曲「空色デイズ」へ。「小さい頃から夢見ていたアニソンを歌う人になるという夢を叶えてくれた曲」であり、紅白歌合戦のステージでも歌唱した思い入れの強い一曲をパワフルにパフォーマンス。

無観客の生配信でシングルを全曲歌うという状況に最初は「緊張した」という中川だったが、「みんなのチャットを見ながら歌っていると、みんなの人生の思い出に少しでも寄り添えている瞬間があったんだなと、それだけで生きてきてよかったと思います」と笑顔で話した。そして、「改めて、歌がある人生でよかった」と実感を込めて語った彼女が敬愛する松本隆と筒美京平による80年代風の歌謡曲「綺麗ア・ラ・モード」を丁寧に感情をしっかりと込めて歌唱した。



ライブの中盤にはROLLYや大槻ケンヂやangela、でんぱ組.inc、小林幸子らとの豪華コラボ曲を続けて披露。さらに中川ライブの定番曲「ドリドリ」では手をぐるぐると高速で回転させて画面越しのファンを盛り上げながら「みんな、出会ってくれてありがとう。生きてくれてありがとう」というメッセージを送った。

ライブ終盤ではこの日のために用意された新衣装、PVC仕様のピンクドレスをお披露目。色から素材まで中川がこだわった20周年らしい豪華な衣装となっていた。

続けて「家族で親友である愛猫のマミタスとの突然の別れ」を描いたピアノバラード「愛してる」で、天にも届くファルセットを響かせ、TVアニメ『ゾイドワイルド』のエンディングテーマ「blue moon」、アニメ『ハクション大魔王2020』エンディングテーマ「フレフレ」では、「子供たちの笑顔に繋がったらいいな」という想いを込めて歌い踊った。最後は「自己肯定感があがるトリガーになった大切な曲です」と語り、自身も女王役で出演したアニメーション映画「しまじろうとキラキラおうこくの おうじさま」の主題歌としてプライベートでも親交のあるヒャダイン(前山田健一)が提供した「君のまんまが いんだよ」で歴代シングルをすべて歌い上げた。

Rolling Stone Japan 編集部

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