リンダ・リンダズが振り返る、人生のハイライトとなった「初体験」

バンドを始めたきっかけ

ルシア:昔から仲良かったしね。私とミラは姉妹で、エロイーズは親戚。ベラは、彼女が5歳の頃から知ってるし。

ミラ:バンドをやろうって話はずっとしてた。

ルシア:話だけね。どうして結成まで時間が掛かったんだろう?

ミラ:最後の一押しが欠けてたから。

ルシア:誰かに背中を押してもらう必要があったんだよね。



ミラ:音楽ワークショップ「Girlschool LA」に参加して、他の子達と一緒にライブをやってみたのが決め手になった。「これって最高!」と感じて。

ルシア:その時のライブではミスをしまくったけど、練習して、サウンドチェックをして、衣装を着て、ステージに立つ。その全てが掛け替えのない体験だった。

エロイーズ:自分が好きな人達と一緒に楽しみながら何かを作り上げるのって最高にクールだと思う。私は子供の頃からパンクのコンサートを見てたし、両親は私が通ってる学校の音楽教育を充実させる為の寄付を募る活動をしてたりもした。だから私も歳を重ねるとライブに行くようになったし、ミックステープを作ったりするようになって。マイク・ワット(ミニットメン等)がライブの終わりにいつも「お前がバンドを始めろ!」と言うのを聞いて、「私にもできるかも」と思うようになった。だからリンダ・リンダズが結成できて本当に最高。自分の気持ちに忠実に行動して楽しむこと。これぞ「Do It Yourself」だよね。

Translated by Toshihiko Oka

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