海外のファンとのコネクション―先日のコーチェラ・フェスティバルでも、88risingのステージは大きなインパクトを与えたのではないかと思うのですが、AG!のみなさんもご覧になりましたか?RIN:はい、4人でみんなで見てました。
SUZUKA:渋谷のちっちゃいスタジオでな(笑)。リハーサル中だったんですけど、「コーチェラ、全然すぐやで」って言いながら見てました。ちょっと悔しい気持ちもあるけど、「全然行ける」って言いながら。
MIZYU:この次、私たちが行ったら……。
三人:全然行ける!
―8月のロサンゼルスでのライブはどんな内容になりそうですか?SUZUKA:この間公開された「Pineapple Kryptonite (Yohji Igarashi Remix)」のMVでは、学ランを着たんですよ。だから、今度のアメリカのライブでも、AG!の新しいアイコニックな姿として、学ラン姿を披露することになるんちゃうかな?って思っています。でも、まだ漠然としてて。私たち、今回は(フェスの)メインステージに行けるのかな?
三人:どうなのかな?
SUZUKA:いや、行けるっしょ。
―普段、SNSなどを通じて海外のファンとのコネクションを感じることはありますか?RIN:SNSのコメントは、昔と比べて圧倒的に海外のファンの方が増えました。
KANON:海外の人の方が、言葉じゃなくても絵文字だけでコメントをくれたり、たまにDMも見るんですけど、「Hi」と一言だけ送ってくれたり、とにかく、いーっぱいくれるので、常に海外のファンのことを考えながら暮らしている感じはあります。
―本格的なデビューから5年が経ち、今や海外での活動も積極的に行なっている。かつての皆さんと比べて、今の皆さんが新たに意識していることはありますか?SUZUKA:私たちを海外からの目線で見た時のおもしろポイントっていうか、アイコニック・ポイントみたいなところは意識するようになりましたね。例えば、世界中の人たちがファンアートを描いてくれるんですよ。
KANON:毎日のように書いてくれてるよね。
SUZUKA:一日4つくらい見かけるよね。それくらい、私たちをキャラクターとして見てくれてるっていうことなので、一人一人のキャラっていうものをより意識するようになりました。そこは海外を意識してから変わったことではありますね。
―逆に変わらないところは?SUZUKA:「普通のことはつまらない」って思いかな。何かはみ出さないと、って。そういうことを考えている時が、一番楽しいし、変わらずデカなってるところかなって思います。
MIZYU:まさに「個性や自由で、はみ出していく」っていうところですね。
左からMIZYU、KANON、SUZUKA、RIN(Photo by Dennis Leupold)