ハイヤー・ブラザーズ日本独占取材「中国でヒップホップは今後も大きくなると思う」

ハイヤー・ブラザーズ 写真左から、DZ(丁震)、MaSiWei(马思唯)、Melo(谢宇杰)、Psy.P(杨俊逸)

日本メディア初となる対面取材は叶わなかった…という記事をアップした翌日、まさかの「メールインタビュー」という形でハイヤー・ブラザーズ (Higher Brothers)への取材記事が完成したのだった。

「チャイニーズ・ミーゴス」とも称されるハイヤー・ブラザーズは、MaSiWei(马思唯)、DZknow (丁震)、Psy.P(杨俊逸)、Melo(谢宇杰)の4人による中国のヒップホップ・グループ。サマーソニック東京2日目のBillboard JAPAN STAGEに登場する彼らに取材オファーをし、事前に質問票を送り、サマソニ当日にプレスエリアで取材をすることになったが、結果的にキャンセルとなってしまった(いわゆるドタキャン)。そして昨日、Rolling Stone Japanでは彼らのライブレポートをアップしたばかりだ。

ただ、どうしてもあきらめきれないということで日本の担当者に「もしメールインタビューで返答してくれるなら、ダメもとでお願いしたい」と話しておいたところ、今回こうして彼らの発言を手に入れることができた(関係者の方々にお礼申し上げます)。なお回答はグループ全体のメッセージとして、メンバーの表記はされていない。

ーハイヤー・ブラザーズの拠点となっている四川省成都市は中国の中でもヒップホップが盛んな都市だと聞きました。成都市のヒップホップシーンはどれくらいの規模で、どのように盛り上がっているのか、教えてください。

今チェンドゥ(成都市)のヒップホップに対する反応は超いい感じだよ。ヒップホップだけが流れるクラブもあるし、若い世代の多くはヒップホップが大好きだし、自分のラップを作っている若い子もいっぱいいる。

ー中国でヒップホップがどのような発展を遂げてきたのか、教えてください。

中国でのヒップホップ・カルチャーは少なくとも20年間は進化してきているよ。ヒップホップに触れる層が急激に大きくなり、より多くの人がハマり始めたのは2年ほど前かな。最近はネット番組や、ポップスターたちの曲にもヒップホップの要素が多く使われているから、より多くの人たちがヒップホップを好きになってくれている。今後も一段と多くの人たちがヒップホップを好きになると思うよ。

ーあなた方はどのようなきっかけでヒップホップに出会い、ラッパーを志すようになったのでしょうか?

俺たちは幼い頃、それぞれ違う方向でヒップホップと触れ合うきっかけがあったんだ。俺(MaSiWei)はNBAを観るのが大好きだった。DZはバスケをするのが好きだった。Meloの場合は、当時ジェイ・Zにハマっていたクラスメートがあいつにヒップホップを紹介したんだ。同じく、Psy.Pもクラスメートにヒップホップの曲をMP3で聴かされたのがきっかけだったらしい。俺ら全員ヒップホップが大好きになって、時間が経てば経つほどラッパーになれるという気持ちになっていったんだ。


サマソニの会場で撮影された写真

ーハイヤー・ブラザーズを結成した経緯について教えてください。

俺たちがチームになったのは本当に偶然だったよ。偶然一緒に住んでいて、一緒に音楽を作っていた。そして作った曲の一つを「Higher Brothers」と名づけたんだ。多数の曲を作っていくうちに、みんなで決心した。ミックステープを作ってツアーに出ようって。そこから自然と自分たちのことをハイヤー・ブラザーズと呼ぶことにしたんだ。

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