そしてRMは、K-POPの「アイドルシステム全体」の問題点についても率直に語り、常に音楽を作り続けなければならないという容赦ないプレッシャーは、アーティストに「成熟する時間、成長のための時間がない」と語った。また「まさに今、僕たちは方向性を見失っていて、少し考える時間を持ちたいんです」と付け加えた。
JIMINは、「"荒波"にもまれながら"自分たちのアイデンティティ"を見つけようとしていて、それは疲れるし長いプロセスなんです」と語り、SUGAもRMに共鳴し「一番大変なのは歌詞を書くこと.....自分が本当に感じていることを語らなければならないのに、今は皆が望むことやリスナーを満足させなければならないから、ただそれを絞り出している状態です。すごく苦しいけど、この仕事はそういうものなんです」。と、語った。
BTSの活動休止の発表は、彼らが最新プロジェクトである"アンソロジーアルバム"『Proof』をリリースした数日後に行われた。このCD3枚組のコレクションには、グループの全ディスコグラフィーからの楽曲に加え、新曲3曲と未発表のデモ音源が収録されてる。『Proof』のリリースタイミングで、短かった休養から戻ってきた彼らは、グラミー賞でのパフォーマンス、世界各地でのライブ、そして先日はホワイトハウスへの訪問と実に多忙な毎日を送っていた。
BTSの活動が休止したことにより、多くのメンバーが個々のプロジェクトに集中する準備が整ったようだ。最初にデビューするのはJ-HOPEで、現在は準備に忙しく、夏にはソロ名義で米ミュージックフェスティバル「ロラパルーザ」のヘッドライナーとしての出演が決定している。また、JIMIN、SUGA、JUNG KOOKもソロプロジェクトを発表する予定だ。
>>関連記事:JIMINが語る完璧主義とダンスに捧げる情熱、ARMYへの愛と感謝、BTSの未来しかし、この大きな変化にもかかわらず、BTSは「解散」ではなく、再結成を計画しているという。Vは、
J-HOPEとの最近の会話から「今回はソロ活動に専念して、後でグループとして再び集まった時の相乗効果は、きっと他では得られないものになる」と、話していたと語り、
JUNG KOOKは、さらりと「僕たちは、それぞれ時間をかけて、楽しく、たくさんのことを経験するつもりです。いつか今よりもっと成長して、帰ってくることを約束します」と、語ってくれた。
From Rolling Stone US.