「Hello!Project ひなフェス2022」ハロプロ総出演で魅せたスペシャルなコラボと絆

ライブの中盤は「ひなフェス」恒例のシャッフルユニットコーナー。事前抽選で選ばれたメンバーによる今回限りのソロ、デュオ、トリオが公演ごとに披露された。トップバッターは、モーニング娘。’22 の野中美希。青いラメの輝く衣装を着て登場し、流暢な英語の歌詞パートを交えながら、モーニング娘。のポップなナンバーの「3.2.1 BREAKIN’ OUT!」を披露。間奏では「clap your hands!」と会場を盛り上げ、見事に大役を果たしていた。

トリオのターンは、牧野真莉愛(モーニング娘。’22)、平山遊季(アンジュルム)、島倉りか(BEYOOOOONDS)が、ハロー!プロジェクトの3人グループとして活動していた美勇伝の「恋する ♡エンジェル♡ハート」を披露。最後のデュオでは川名凜(アンジュルム)と広本瑠璃(OCHA NORMA)が、モーニング娘。のファンクスタイルの楽曲「The 摩天楼ショー」をクールに歌い上げていた。

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シャッフルユニットコーナーの後は、ふたたびグループごとのステージへ。今年でメジャーデビュー5周年を迎えたつばきファクトリーが、5月16日に控えている2度目の日本武道館公演に見据えた気迫のパフォーマンスで、進化した姿をファンに魅せる。

そして、プレミアムパート前のラストをつとめたのがモーニング娘。’22。MCでは、シャッフルコーナーで大役を果たした野中と牧野の話題に。メンバーの小田さくらは「すごかったよ2人とも」と絶賛し、「声が出せないと思っていながらも、体がうずくようなパフォーマンスだった。2人に刺激を受けながら、私たちも最後まで盛り上げていきたいと思います!」と宣言。12人(メンバーの加賀楓は新型コロナウイルスの感染が確認されたため欠席)の息のあったパフォーマンスを披露し、会場を魅了していた。

終盤のプレミアムパート前にはその回のプレミアム担当グループの曲を他グループが合同でカバーするブロックが。OCHA NORMA、BEYOOOOONDS、アンジュルムがJuice=Juiceの楽曲をパフォーマンス。各グループの特徴が出た、オリジナルとは一味違った雰囲気の楽曲が、ひなフェスらしいお祭り感を演出していた。

トリとして登場したJuice=Juiceは、4月20日に発売される最新アルバム『terzo』に収録されている「GIRLS BE AMBITIOUS! 2022」でスタート。同じくアルバム曲である「STAGE〜アガッてみな〜」では、井上玲音がボイパを披露すると、会場のボルテージは最高潮に。Juice=Juiceらしいクールでカッコいいパフォーマンスの連続に大きな拍手が贈られた。

ラストはステージに全グループが一挙集結。Juice=Juiceの代表曲「「ひとりで生きられそう」って、それってねえ、褒めているの?」でライブを締めくくった。

Rolling Stone Japan 編集部

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