Buffalo Daughter、アルバムの世界観を緻密に構築したツアー初日リキッドルーム公演

Buffalo Daughter

Buffalo Daughterが、7年ぶり8枚目のアルバム『We Are The Times』を引っさげた「We Are The Times Tour」が2022年1月28日東京・恵比寿LIQUIDROOM公演を皮切りにスタート。初日公演のダイジェスト映像を公開した。

また、ここでは1月28日に開催された東京・LIQUIDROOM初日公演のオフィシャルライブレポートを掲載する。

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去る1月28日、バッファロー・ドーター8枚目のアルバム『We Are The Times』のリリース・ツアー「We Are The Times Tour 2022」初日の東京・恵比寿リキッドルーム公演が行われた。COVID‑19オミクロン株の急拡大に伴う東京都の「まん延防止等重点措置」の時短要請に伴い、直前になって開場・開演時間が前倒しに変更になるなど、混乱のさ中での開催になったのは、結果として混沌とした世界の様相を、シビアな時代の深層を切り取った『We Are The Times』というアルバムのツアーにふさわしい幕開けだった…… と言えなくもない。

そしてライブの中身もまた、『We Are The Times』のテーマを厳しく、妥協なく具現化したものだった。新作のリリース・ツアーであり、演奏曲目が『We Are The Times』収録曲を中心としたメニューとなるのは当然の話だが、合間にプレイされる旧曲もすべて『We Are The Times』のテーマやコンセプトにふさわしいものが選ばれ、ふさわしいものとして改変され、そして的確に演奏されて、ライブ全体が『We Are The Times』の世界観を構成するように緻密に組み立てられていた。

Rolling Stone Japan 編集部

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