ザック・スナイダー監督の本来の構想にもとづく『ジャスティス・リーグ』のティザー映像がDC FanDomeのバーチャルイベントで公開された。同作は、2021年にHBO Maxで公開予定だ。ザック・スナイダー監督が以前、実写版『ウォッチメン』(2009)使用した、故レナード・コーエンの「ハレルヤ」に合わせて繰り広げられる、ほとんどセリフのない3分のティザー映像が公開された。DCコミックスのヒーローが集結した超大作『ジャスティス・リーグ』のファン待望のディレクターズ・カット版のモンタージュ映像だ。『ジャスティス・リーグ』はスナイダー監督の降板後に後任のジョス・ウェドン監督が完成させ、2017年11月に公開されたものの、その評価は決して高いものではなかった。
米ヴァラエティ誌が報じたところによると、DC FanDomeで行われたバーチャルイベントでスナイダー監督は、“スナイダー・カット”と呼ばれるディレクターズ・カット版を各話1時間の合計4話のシリーズとして、さらには全編4時間の長編作品として発表する予定だと明かした。
「信じられないほど素晴らしい冒険でした」とスナイダー監督はDC FanDomeのイベントで語った。「私たちにとって何より嬉しいのは、こうしてファンの皆様と交流し、素晴らしい方法でコミュニティの一員となれたことです。私たちに変化をもたらしてくれたこの交流の場に、心から感謝しています」。
・ファンの念願叶う、ザック・スナイダー監督版『ジャスティス・リーグ』配信決定さらにスナイダー監督は、スナイダー版『ジャスティス・リーグ』には、ウェドン版には登場しなかったスーパーヴィランのダークサイド、黒いスーツをまとったスーパーマン、レイ・フィッシャー扮するサイボーグのキャラクターが登場する未公開シーンもフィーチャーされると明言している。