また、ニールセン・ミュージックのデータによると、公開週(6/28~7/4)にはザ・ビートルズ作品の売上げがアルバム換算で前週比の約26%増となる5万4千枚を記録。7月13日付の全米ロック・ソング・チャート(Billboard HOT ROCK SONGS)では、劇中にも登場する「Let It Be」や「Yesterday」を含む、5曲がチャートインしたという。
エドのファンで友人でもあるリチャードは、「本作の脚本を執筆している時に、ザ・ビートルズの曲の他に、主人公のジャックが作ったという名目ですごくロマンチックな曲を入れることを思いついて、エドに打診したらOKしてくれたんだ。2日後、彼はこの映画にぴったりな曲を送ってくれて、皆で大喜びしたよ」と振り返る。しかし、その楽曲とは実は「How Would You Feel (Paean)」という曲で、エドのレコード会社もこの曲を大いに気に入ったため、彼の3rdアルバム『÷(ディバイド)』に収録されることに。カーティスらはとても残念がったそうだが、その2年後にエドが本作に出演することになり、夢がようやく実現した。